【韓国映画特集】 12月に韓国で公開される『徐福』が本当に熱い!

映画『徐福』はコン・ユとパク・ボゴムが主演するということで大きな話題となっている。物語の大きなテーマになっているのは、人類初のクローン人間を題材にしていることだ。そのクローン人間をパク・ボゴムが演じている。

 

斬新な映画!
10月27日に『徐福』のオンライン制作報告会が行なわれた。 参加したのは、イ・ヨンジュ監督、コン・ユ、チョ・ウジン、チャン・ヨンナムなどであった。
パク・ボゴムは兵役に入っているために出席できなかった。
こうした制作報告会を通してわかってきたのが、『徐福』のメインストーリーだ。中心で動いていくのが、コン・ユが演じているギホンだ。
彼は、自分の人生の中で最後の任務を引き受けることになった元情報局メンバーだ。そして、彼に与えられたミッションが、人類初のクローン人間になった徐福(パク・ボゴム)を守ることだった。
なにしろ、徐福は様々な勢力から狙われる標的でもあった。そんな大切な存在をギホンは必死に守り抜くのだ。
演じるコン・ユはこう語っている。
「シナリオを読んでみて、『今まで見たことがないユニークで新しい映画が誕生するかも』という期待感を持ちました」

こうして意欲的になったコン・ユは、元情報局メンバーというイメージを極限まで高めるために、からだを絞りきってアクションシーンに果敢に取り組んだ。
さらに、コン・ユはダブル主演のパク・ボゴムについても語った。
「観客が考えるパク・ボゴムの善良なイメージとは正反対の目つきが、『徐福』という映画で初めて出たと思います」
「『徐福』を通じて見せたパク・ボゴムさんのイメージの変身も、映画を見る上でポイントになるでしょう」
コン・ユの言葉を聞いて、映画『徐福』への関心がますます高くなった。

〔『徐福』作品情報〕
◆『徐福』のテーマ
映画『徐福』は、人類初のクローン人間をめぐる人間同士の暗躍を描いている。そのクローン人間に扮するのが、人気絶頂のパク・ボゴムだ。そして、コン・ユが扮するのは国家機関のエージェント。人類の命運を握ったクローン人間をめぐって様々な勢力が激闘するのだが、その中でコン・ユが演じるキャラクターも大いに奮闘していく。

◆『徐福』の撮影
『徐福』は2019年5月から撮影を行ない、2019年10月にすべての撮影を終えた。その後はずっと編集作業を行なっていて、ようやく2020年12月に韓国で公開されることになった。

◆『徐福』のタイトルの由来
クローン人間が「徐福」と呼ばれるのには由来がある。クローン人間は複製なので「不老不死」に該当するが、徐福もまた不老不死にまつわる人物なのだ。中国を史上初めて統一した秦の始皇帝の時代、彼は不老長寿の薬を探した者に莫大な褒美を取らすというお触れを出した。
すると、徐福という者が始皇帝の前に現れて、不老長寿の薬をかならず探すと宣言した。結局は探すことができなかったのだが、「徐福伝説」が各地に残り、徐福は不老不死を象徴する人物になった。それによって、不滅のクローン人間を扱った映画のタイトルに起用されたのだ。
◆『徐福』の公開
韓国で今年の12月に公開されることになっている。

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コラム提供:韓流テスギ

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2020.11.30