韓国音楽ラベル産業協会、買占め疑惑に関する請願…“リアルタイムチャート廃止しなければ”

韓国音楽ラベル産業協会が、コメントの実名制導入とリアルタイム音源チャート及び検索語廃止を主張した。
韓国音楽ラベル産業協会ユン・ドンファン副会長は、最近青瓦台国民請願ホームページを通じて「(コメント実名制/リアルタイムチャート廃止/リアルタイム検索語廃止)操作と不法、殺人者が支配する世の中を防いでください」というタイトルの請願文を掲載した。

ユン副会長は、「オンラインで成り立つすべてを操作して統制して、人々の関心や世論、文化を思いのままに操る世の中。ハッカーと不法、操作が思うままに動く世の中。もはや韓国がそんな世の中になっていくようである。オンライン世界での規制が切実に必要な時」としながら、オンライン上の不法態度の問題を提起した。続いて解決策として「コメント実名制導入」「リアルタイム音源チャート廃止」「リアルタイム検索語廃止」を主張した。

特に最近明らかになった一部アーティストの音源買占め疑惑と関連して、「これまで数多くの歌手と関係者の努力で作り上げたK-POP市場が、あらゆる操作によって恥ずかしくなっている。現在我が国はいくつかの業者がハッキングプログラムとお金で操作される文化を作っている。このまま行けば、K-POPは没落するだろう」と警告した。
ユン副会長は続いて「リアルタイム音源チャート廃止と徹底的な調査で不法行為を防がなければならない。規制のないSNSマーケティングと不法アカウント、ハッキングプログラムでシステムを操作する行為は、今は音源サイトで統制することができない状況になった。リアルタイムチャート廃止だけが悪循環を防ぐことができる方法」と強調した。

最後に「我が国は、インターネットが発展するだけで、それに対する規制は何もない状態だ。このまま何の規制なしに発展だけしてはオンラインがオフラインを支配する世の中が遅からず来ると確信する。今や、本人も意識できないまま操作された世の中に支配されているかもしれない」として「どうか多くの方々が請願に参加して、崩れつつある国と私自身を守って欲しい」と訴えた。

先月24日にBlock Bパクキョンが、自身のTwitterを通じて一部のアーティストの実名を上げて歌謡界の音源買占め疑惑を狙撃する文を書いて、この問題に再び火がついた。
議論が大きくなると、すぐに実名が挙げられてた歌手は皆、パクキョンを名誉毀損で告訴し、「買占めは事実ではない」と立場を明らかにした。

2019.12.09