物議を醸しグループ「Sechs Kies」を脱退した韓国歌手カン・ソンフン(39)が自身を取り巻く様々なうわさと、グループ脱退後の心境などを赤裸々に明かした。
カン・ソンフンは5日放送のMBC「セクションTV 芸能通信」に出演。台湾ファンミーティング取りやめ、ファンの寄付金横領疑惑、後輩アイドル卑下発言など、様々な疑惑について口を開いた。
まず、カン・ソンフンはこれまで数多くのインタビュー要請を断ってきたことについて「言葉で解明するよりも、客観的に法的な判決が出た後で、直接話したかった」と明かした。
昨年9月、台湾ファンミーティングを一方的にキャンセルし主催側から訴えられたカン・ソンフン。これについて「詐欺で訴えられた件は、捜査機関から一度も出頭要請を受けておらず、告訴は却下された。つまり、事件自体が成立していないことになる」と説明。
また、カン・ソンフンはファン78人から詐欺・横領罪で訴えられた件についても言及。カン・ソンフンは去る2017年、「Sechs Kies」デビュー20周年記念の映像会を主催し、当時チケット販売の収益金を全て「寄付する」と告知していたが、ファンらは不透明な精算と運営を問題視し、その後、カン・ソンフンを詐欺・横領容疑で訴えた。
これについてカン・ソンフンは「嫌疑なしとの判決を受けた」とし、「しかし、嫌疑なしが重要がなのではなく、ファンの心に傷を与えたことが最も大きなことだった」と吐露。ファンクラブの運営方式について「問題があった」と認めたカン・ソンフンは「精算過程に透明性がなく、僕が共に解決していかなければならなかったが、自分の不覚が最も大きな問題」と語った。
寄付の約束については「自費で寄付した。それが、少なくても僕がすべきことだと思った」と明かした。
さらに、後輩アイドルを卑下するような発言については「僕自身、自分に失望した。当時、自分がなぜそのようなことを言ったのか…」とし、「後輩歌手にとても申し訳なく、傷ついたファンの皆さんにも心からお詫びしたい。これからは二度と同じ過ちを繰り返さないよう一言一言に気を付けていきたい」と反省の弁を述べた。
疑惑の数々によって、グループ脱退を決意したカン・ソンフンは「脱退という出来事が一番つらかった。自分にとって、Sechs Kiesという存在はとても大きかった」とし、「ファンミーティング取りやめ後、いつごろ事態が落ち着くのかもわからない状況で、当時は逃げたい、もう死んでしまいたい、とパニック障害を患っていた」と告白。「悩んだ末、脱退を決めた。物議をかもす中で、ファンの前に出る勇気がなかった。メンバーと事務所、そしてファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と心境を明かした。
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