富と名声を得れば、人は変わっていく。残念ながら、それが現実かもしれない。しかし、イ・ジュンギは違う。彼は決して浮かれず、それが当たり前のようにストイックな日々を過ごしている。
常に追い求めているものは?
イ・ジュンギの出世作は記録的に大ヒットした映画『王の男』(2005年)で、彼は中性的な魅力で一躍ブレークした。
しかし、素顔の彼は中性的どころか大変に男性的で、特に兵役を終えたあとには、ハードなアクションシーンを自ら演じて評価を高めている。
イ・ジュンギは、日々のトレーニングを欠かせない。彼がそこまでやるのは、ファンに最高の自分を見てもらうためである。そのための準備を怠らないのがイ・ジュンギの真骨頂なのである。
彼が常に追い求めているものが、俳優としての「刺激」だ。
その信念は次の言葉からもうかがえる。
「作品ごとに自分に与えられたキャラクターについてどういうふうに消化していくのか、ということは、僕にとっては新しい挑戦です。そして、その挑戦自体がすごく刺激的だと考えています」
「こういう刺激をこれからもたくさん受けていきたいですね。それが僕自身の情熱につながり、その姿をこれからもファンの方々にお見せしたいと思います」
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