これまでは、兵役に入って師団に所属すると、そう簡単には外出できないというのが常識だった。しかし、これからは大きく変わりそうだ。各師団の兵士たちは、平日の夜にも外出が許可されることになったのだ。

午後５時半から午後９時半まで

現在、各師団に所属している兵士が外出できるのは、休日や休暇のときだった。休日なら、申請を出して許可されれば外出が可能だった。
また、１０日ほどの休暇をもらえれば、故郷に帰って両親や友人たちと久しぶりに会うこともできた。
しかし、あくまでも外出は限られた制約の中で行なわれるので、師団の中にいると、社会から隔離されているという閉塞感が強かった。
しかし、そうした閉塞感も緩和されるかもしれない。

韓国軍は、兵士の日常生活をより充実させるための様々な改善を行なっているが、２０１９年２月からは平日の夜に外出することを可能にした。
この場合、外出できる時間帯は、午後５時半から午後９時半までである。
平日のほとんどの軍務は午後５時に終わるので、「５時半から外出が可能」という決定はよくわかる。
また、就寝時間は午後１０時なので、外出しても９時半までに戻ってくればいい、ということなのだ。

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