日本と韓国の女子カーリングを報道する2月23日付けの「日刊スポーツ」
平昌(ピョンチャン)オリンピックで人気が急上昇した競技……といえば、日本も韓国もカーリングである。韓国は銀メダル、日本は銅メダルを獲得したが、オリンピックが終わった後もその余韻は強烈に残っている。
目立っていた「メガネ先輩」
今回の平昌オリンピックは、時差がないということもあって、日本で各競技の視聴率がとても高かった。
特に注目すべきはカーリングだった。
日本と韓国が激突した女子の準決勝は平均視聴率が25.7%、日本のメダルがかかっていた3位決定戦の日本対イギリスは25.0%だった。
これほどの視聴率を挙げたということは、いかに日本でカーリングに注目していた人が多かったかを物語っている。
日本と同様に、韓国でも女子のカーリングは大人気となった。韓国代表チームは決勝まで進み、惜しくもスウェーデンに敗れて銀メダルとなったが、国民を熱狂させるほどの旋風を巻き起こした。
特に話題となったのがスキップのキム・ウンジョンだ。
日本でも「メガネ先輩」という愛称でよく知られるようになったが、韓国でも冷静なプレーぶりが高く評価されて人気が沸騰した。(ページ2に続く)