(C)2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
2012年ヴェネチア国際映画祭にて『嘆きのピエタ』で金獅子賞を受賞した鬼才キム・ギドク監督最新作にして、映画史上最も壮絶なヒューマンドラマである映画『メビウス』の日本公開が決定。
第70回ヴェネチア国際映画祭で初お披露目となり、その過激な性描写から本国韓国でも上映制限がされた超問題作です。日本での上映もR18+指定となりました。
『悪い男』、『受取人不明』などキム・ギドクの初期作品に出演し、ギドクのペルソナと呼び声の高いチョ・ジェヒョンが不貞な夫を演じ、女優人生をかけて本作への出演を決めたイ・ウヌが浮気な夫への嫉妬に憑りつかれた狂気の母、さらには父の浮気相手である妖艶な女を一人二役の体当たり演技で魅せ、韓国映画界の新星ソ・ヨンジュが性器を切り取られてしまい苦悩する息子を演じます。
本作は全編にわたりセリフが一切なく、「笑う」、「泣く」、「叫ぶ」の3つの要素のみで紡がれる「性」と「家族」と「人間」の物語。
12月の本公開に先駆けて6月13日(金)にシネマカリテ主催「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014」のクロージング作品として上映となり、2回の上映ともに座席は販売日に即日完売の大注目ぶりを見せました。
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邦題:メビウス
公開日:12月6日(土)より新宿シネマカリテほか全国公開
配給:武蔵野エンタテインメント
不貞の夫。嫉妬に憑かれた妻。切り取られた息子。全ての欲望は家族の中にいる。
【STORY】
父・母・息子の3人が暮らす上流家庭。家族としての関係は冷え切っていた。ある日、近くに住む女との不貞に気づき、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。しかしあえなく失敗し、矛先を息子に向ける。妻はそのまま家を出ていき、夫と息子は取り残される。性器を切り取られてしまった息子は絶頂に達することを知らずに生きていくのか。なくしたことで虐められ、生きて行く自信をもなくした息子。罪悪感に苛まれる父はそれでも絶頂に達することができる“ある方法”を発見する。それを息子に教えることで、再び関係を築いていく。だが、そこに家を出ていた妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始める―。
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監督・脚本・撮影・編集:キム・ギドク 製作:キム・ギドク、キム・ウテク、キム・スンモ
キャスト:チョ・ジェヒョン(父)、ソ・ヨンジュ(息子)、イ・ウヌ(母/女)
2013年/韓国/83分/カラー/ビスタ/5.1ch/
原題:Moebius/R18+
配給:武蔵野エンタテインメント
提供:キングレコード
12月6日(土)より新宿シネマカリテほか全国公開!