Mnet「プロデュース101」シーズン2の出演者カン・ダニエルが、他の練習生に被害を及ぼす可能性のある不正行為をしたという疑惑が浮上し、謝罪した。
一部では、制作陣が彼にペナルティを課すべきだという主張を展開。しかし、これはファンとの交流中に起きたミスで、一種のハプニングとみるべきではないかという見方も存在する。
この騒動の内幕はこうだ。5日に放送された「プロデュース101」では、脱落者発表後、コンセプトマッチング投票がスタートした。練習生に最も合うコンセプトの決定を国民プロデューサーの投票に任せるというもの。5つの曲のプレビューを公開し、それに合う練習生をマッチングさせる企画だ。
ところが、その後、カン・ダニエルがファンと交流する過程で、自分が希望する曲を暗示するようなメッセージを自身のSNSプロフィールに残し、騒ぎとなった。コンセプトの決定は、ファンにゆだねられた部分であるのに、本人が自ら介入、希望する方向へ投票を誘導したという疑惑を招いたのだ。
もし、自分が希望する曲でファンの投票が行われたら、自分が曲を選んだのと同じことになり、他の練習生との公平性に問題が生じる可能性があるという指摘が続いたのだ。このように事態が大きくなり、カン・ダニエルは該当文を謝罪のメッセージに変えた。
カン・ダニエルは6日、SNSの紹介文に「もう少し考えて行動します。申し訳ございません」と書き込み、その後アカウントを非公開にした。
他の練習生を支持するファンは、制作陣にカン・ダニエルに対し、ペナルティを与えるよう主張している状況。まだ、制作陣は状況を把握している段階であり、これに関しての立場は示していない。
事態が深刻になるや、一部ではかわいそうだという反応も少なくない。カン・ダニエルはこれまでSNSを通じて、ファンと積極的に交流してきた。その過程で起きたミスだとも捉えることができる。考えが浅く、軽率だったのは事実だが、本人が謝罪の意向を示しただけに、番組降板やペナルティを与えるべきだという主張は、過度な反応ではないかという指摘だ。
カン・ダニエルにどんな処分が下されるのかは見守るしかない。
WOW!korea提供