兵役逃れで物議を醸し、韓国入国が禁止された歌手ユ・スンジュン（40）の2度目の入国試みも失敗に終わった。

ソウル高裁は23日午前10時、ユ・スンジュンが駐ロサンゼルス総領事館総領事を相手に起こした査証発給拒否処分取消訴訟の控訴審で、「原告の控訴を棄却する」と判決を下した。

これを前に、弁論期日でユ・スンジュン側は、14年以上も査証発給が拒否されているユ・スンジュンの入国禁止により、維持される公益とユ・スンジュンの利益を比較して、必要性を問い詰めなければならないと主張した。

1審は、法務部長官が2002年2月に下した入国禁止によってユ・スンジュンの査証発給が不許可になったため、ビザ申請拒否は出入国管理法施行規則規定に沿って適法な措置と判断し、原告敗訴とした。

ユ・スンジュンは訴訟を起こす前の同年5月、インターネット生中継を通して土下座で涙を流し、「韓国に入国したい」と訴えていた。

WOW!korea提供