10月2日から6日まで開かれた今年の地上軍フェスティバルには、芸能界出身兵士として、東方神起のユンホ、俳優のイ・スンギ、スーパージュニアのウニョク&シンドン&ソンミンが公演に登場した。地上軍フェスティバルを取材した「Takahata」さんと私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)が対談するという形で掲載した記事の第3回は、公演全体の印象について紹介している。(前回の記事はこちら)
礼儀正しさに感動
康熙奉(以下、康)「対談も3回目です」
Takahata(以下、T)「今回もよろしくお願いします」
康「芸能界出身兵士の5人は本当に頑張りましたね」
T「アイドル出身の芸能界出身兵士が多かったので、去年よりさらにファンが多くて、まるでライブ会場のようでした。それだけでなく、テコンドーなどの武術やマーチングバンド、ミュージカルなど公演全体がとても盛り上がりました。人が多いと賑やかですし、公演だけでなく、他の展示や体験コーナーに行った方もいらっしゃると思うので、フェスティバル全体の元気度がさらに上がったんじゃないか、と思います」
康「彼らの人間的な魅力を感じるような場面がありましたか」
T「イ・スンギ、シンドン、ウニョク、ソンミンの4人とイトゥクにすれ違ったことがありました。『こんにちは、お疲れ様でした』とだけ挨拶しました。皆さんはお疲れだったと思うのですが、とても気持ちよく挨拶を返してくださって感動しました。誰も見ていないところでも礼儀正しくて、それだから厳しい芸能界の中でも長く活躍できるんじゃないかな、と思いました」
康「芸能界の仲間に好かれる、ということは大事ですよね」
T「ええ。ユンホに関して言うと、ステージ裏で兵士の皆さんと写真を撮ったものがSNSにたくさんアップされていました。いつも思うのが、誰彼の区別なく人間が好きなんだろうなあ、ということです。ユンホの中では、人に対して、なんの垣根もない気がしますね」
康「それが長く人気を保っている秘訣かも」
T「それから、5人に共通していたのは、たくさんのファンに囲まれて幸せそうだったということです。誰でもそうだと思いますが、入隊中は何かと不安な気持ちを抱えているはずですが、こうして遠くまで来て応援してくれるファンがいて、どんなに心強かったことでしょうか。軍生活は辛いことも多いと思いますが、地上軍フェスティバルのファンとの思い出が大きな力になるかもしれません」
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