「ラスト・プレゼント」のオ・ギファン監督最新作、中韓合作映画『最後の晩餐』(CJ Entertainment Japan 配給)がいよいよ来週3月1月(土)よりシネスイッチ銀座、横浜ブルク13ほかにて全国順次公開する。
初恋の人と結婚目前、彼女から告げられた突然の「5年間の別離契約」。それはお互いの夢を叶えるための、たった5年の別れのはずだった…はたして2人が夢を叶えた再会の時、約束は守れるのか?大切な人が自分だけのために作ってくれる思い出のスープ。そんな優しいスープが二人の離れていた時間を静かに温めていく。
新しいのにどこか懐かしく、何も考えずに笑えたかと思うと、胸が苦しくなるほどの切なさが襲う、そんな不思議なツートーンラブストーリーが、目にも美味しい料理の数々と共に鮮やかに繰り広げられる「最後の晩餐」。
本作で、二人の想いを象徴的に描いている料理の数々。題名からも表現されているように、“最後の晩餐”が大変重要なキーワードとなっている。最後の晩餐といっても単に、終焉の前の食事ではなく、嫁ぐ前日、家族と別れの日。上京で故郷を離れる前日。大切な人との別れの日などなど…生活の中には、思い出深い“最後の瞬間”がたくさん存在する。その思い出となる“最後の瞬間”大切な人と食す食事はどんなご馳走も敵わない最高の料理になるはずだ。
今回、本作の一般試写会で「最後の晩餐」に食べたいメニューは何か?というアンケートを実施。統計をとった結果、「母の作った卵焼き」、「かーちゃんの握った塩むすび」、「母の作ったハンバーグ」などおふくろの味を上げる人が多く、全体でも1位「母の作った料理」(27%)、2位「ごはん・味噌汁」(15%)、3位「寿司」(12%)、4位「映画『最期の晩餐』に出てきた料理」(10%)、5位「家族との思い出の料理」(7%)という結果になった。さらに、下記著名人の方々が選んだメニューも、料理の鉄人・坂井シェフが「そばがき。理由は、幼い子供の時に母が良く作ってくれたから」を選ぶなど、母の味、幼いころの思い出の料理が人気を占めている。
映画でも登場する“最後の晩餐”。そこにはどんな想いが詰まっているかを劇場で確かめて欲しい。劇場を出るときには、あなたの思い出の“最後の晩餐”が蘇るはず。
著名人が選んだ「最後の晩餐」メニュー
母が作った鶏と白菜のスープ「世界一美味しいと思っているので。」
内田明理さん(株式会社コナミデジタルエンタテインメント「ラブプラス」「ときめきメモリアルGirl's Side」シリーズ プロデューサー)
海宝漬(中村屋) 「体にも良く、海の宝ものが凝縮されている」
神田川俊郎さん(全日本料理師協会名誉会長)
レフェルヴェソンスのフレンチ(本当は世界一予約のとれないエル・プリの料理を食べたいが、もう存在しないので)「こだわり抜いた、劇的で哲学的なメニューだから。」
齋藤 薫さん(美容ジャーナリスト/エッセイスト)
そばがき「幼い子供の時に母が良く作ってくれた」
坂井宏行さん(ラ・ロシェルオーナーシェフ)
水餃子「天国にも地獄にもなさそうな好物なので死ぬ前に食べて行きたい」
竹内佐千子さん(漫画家)
回鍋肉と白いご飯「ご飯が大好きで、そのお供としてやっぱりホイコーロー」
陳 建一さん(四川飯店オーナーシェフ)
焼肉家族みんなで神戸の焼き肉屋さんに行く。「想い出がいっぱい」
寺井広樹さん(離婚式プランナー)
冬の名物“火鍋”「中国人の友人との別れのとき…と考えると会話も弾むので、一つの鍋をみんなで楽しくつつきたい。ヘルシーで沢山食べられます。」
TOKYO PANDAさん(ファッションブロガー)
昔ながらのちらし寿司「華やかで、色どり良く、母がのこしてくれた料理」
浜内千波さん(料理研究家)
母の作る、中華風ちまき。父の作る、角煮。「昔、張り切るとよく作ってくれて、大好きなメニューでした。実家の味、です」
古内東子さん(歌手)
バローロを飲みながら、カルボナーラを食べる「最後はイタリアンで!」
ベリッシモ・フランチェスコさん(料理研究家、タレント)
白い御飯、塩、日本酒。ぷりんぷりんの玉子。そして すき焼きがあれば天国です。 「大好きだから。」
萬田久子さん(女優)
納豆玉子かけご飯とナメコの味噌汁
「おばあちゃんとよく一緒に食べていたので他界した今でも想い出して食べます」
吉田勝彦さん(「吉田風中国家庭料理jeeten」オーナーシェフ)
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