BIGBANG、韓国大衆音楽賞大賞も獲得するか!

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2015年一年の大衆音楽界の総仕上げする2つの授賞式が残った。アルバムとディジタル音源の販売量が受賞の基準になる「GAONチャートK-Popアワード」と音楽性に焦点を合わせた「韓国大衆音楽賞」が、2月17日(水)と29日(月)にそれぞれ開催される予定だ。
今年で5回目を迎える「GAONチャートK-Popアワード」の主要受賞分野は、音源(月別)とアルバム(分期別)部門で一番良い成績をおさめた歌手に与えられる「今年の歌手」賞だ。音源部門では、BIGBANG、アルバム部門ではEXOがGAONチャートで集計した2015年総決算チャートの結果だけでも確認することができる。

BIGBANGは特に、音源年間チャートで1位「Bang Bang Bang」、2位「Loser」、4位に「Bae Bae」がランクされるなどものすごい威力を見せた。それに月間チャートでも「Loser」、「Bang Bang Bang」、「If You」、「私たち愛するのをやめましょう(LET'S NOT FALL IN LOVE)が、5月から8月まで「その月の1位の曲」に選定され、来週の「GAONチャートK-Popアワード」で一旦4個の「今年の歌手」のトロフィーを既に予約した状態だ。
BIGBANGとEXOのふたつのグループが、2015年に商業的に著しい成果を成したことはこれまでの多数の音楽授賞式で十分に知ることが出来る。2月最後の日に開催される「韓国大衆音楽賞」、その13番目の授賞式として視線が集中することだろう。

-BIGBANG、「今年の歌手賞」、または「今年の歌」賞を受賞して音楽性も認められるか?-
最大の理由は、BIGBANGが「今年の歌」と「今年の音楽人」を含む主要な4部門の候補に指名され、3年前にPsyが「江南(カンナム)スタイル」で、上のふたつの大賞のトロフィーを胸に抱いた大記録を引き継ぐことができるのかに多くの関心が注がれているからだ。

BIGBANGは、すでに歌謡界を網羅する多数の大衆音楽の授賞式で、「今年の歌手」、「今年の歌」部門での大賞受賞はもちろん、すべての大賞を獲得して2015年、商業的にも名実的にも「彼らの年」であったことを知らせた。
大衆音楽の担当記者と音楽界の従事者、評論家の投票で決まる「韓国大衆音楽賞」は、作品性を受賞の尺度にする点は共感を得たが、大衆に認知度が低い候補や受賞者が多数含まれた点は、授賞式に対する関心と権威を落とす要素として作用した。

そのためか最近何年間は、「韓国大衆音楽賞」に変化の兆しが生じ始めた。最近5年間の授賞式の結果を見ても、G-Dragon、2NE1、f(x)、EXO、悪童ミュージシャンなどがジャンル部門で受賞した。なおかつIUは「Good Day」で、SISTARソユとチョンギゴは「Some(feat. Lil Boi of Geeks)」で「今年の歌」部門のトロフィーを獲得するなど、「韓国大衆音楽賞」の視覚は持続的にその幅を広げているようだ。

だからと言って、この授賞式で音楽性と作品性を受賞作(者)選定の基準であることには変わりがない。いわゆるメーンストリームシーンに携わっているパク・ジニョン、Wonder Girls、IU、f(x)、G-Soul、Zion T.は、ずば抜けた歌(アルバム)を発表し音楽活動を展開したため、今年の「韓国大衆音楽賞」候補に上がったのだ。
BIGBANGの場合も同じだ。「Bae Bae」は完成度の高い曲として評価を受けたため「今年の歌」と「最優秀ラップ • ヒップホップ – 歌」部門、「Loser」は、「最優秀ポップ – 歌」部門で候補に指名された。また、韓国はもちろんアジア、北米、オセアニアを網羅するワールドツアーでずば抜けた音楽活動を行なったことを誰も否定することができない。

果してBIGBANGが、2015年の歌謡界の総仕上げである「韓国大衆音楽賞」授賞式で、画竜点蕭を成すことができるかが注目されている。

2016.02.13