平均身長184.6cmのモデル並みのルックスで人気急上昇中の5人組アイドルグループLU:KUSが、2016年2月17日に待望の日本デビューを果たすことが決定した。LU:KUSは、2014年に「So into U」で韓国デビュー、2015年にも2枚のシングルを発売し、精力的に音楽活動を行ってきた。日本デビューを目前に控えたLU:KUSが、1月31日(日)に「LU:KUS ワンマンライブ」を東京・品川インターシティホールで開催した。
左からキョンジン、ドンヒョン、チョイ、へウォン、ジンワン
スモークが立ち込める中、暗転したステージ上にメンバーが姿をあらわすと会場からは黄色い歓声があがった。「準備はいいかー!!」という掛け声とともに、オープニング曲「香しい」でライブがスタートした。脚の長さが際立つスーツを身にまとったメンバーに、ファンは早くもメロメロ。
チョイ
韓国のデビュー曲「So into U」や来月発売する日本デビュー曲「Break Ya」などアップテンポなダンスチューンで会場を盛り上げ、ライブ序盤から会場の熱気もヒートアップ。
MCトークでは、ファンへの想いを綴ったサプライズの手紙をメンバーのヘウォン、ドンヒョン、キョンジンが読み上げた。手紙の冒頭部分を読んだヘウォンは「こんにちは!ファンの皆さん!LU:KUSのメンバーの気持ちがこもった手紙を僕が代表して読みます。時間が経つのが本当に早いですね。僕たちが去年の夏、汗だらけになって街中でPRしたことが昨日のことのように思います。もう冬になり、インストアイベントなど全て終わりましたね。毎回日本を発つとき悲しくなるのは変わりません」と、昨年の活動を振り返りながら日本を離れるときの心情を語った。
続いて、リーダーのドンヒョンが「今回のツアーは、皆さんの愛を改めて感じる機会になりました。そして今日、最後の公演を迎えて寂しいですが、これもまた僕たちのいい思い出になると思います。日本でこんな幸せな時間を過ごせて、そしていい思い出を一緒に作れたことに感謝しています。僕たちはまだまだ未熟者ですが、皆さんがいつも支えてくださって、僕たちを大事にしてくれているので、毎回もっと頑張ろうと気持ちを改めます。皆さんがいるから僕たちがいます」と、ファンへの素直な気持ちを日本語で一生懸命伝えた。
そして、手紙の最後を締めくくったキョンジンは「一瞬一瞬、皆さんの声援を聞きながら僕たちLU:KUSは力をもらって、素敵なステージを作っていきます。今回の予定では、ここが最後のステージになりますが僕たちはまだまだこれからです。もっと一生懸命頑張りますので、皆さんぜひ僕たちに力をください。僕たちの愛おしい日本のファンの皆さん、本当に愛しています。心を込めて、LU:KUSより」と、今伝えられる精一杯のファンへの愛を届けた。メンバーたちの実直な想いに、ファンも涙をこらえきれずハンカチで目を抑える様子が伺えた。
会場全体が感動のムードに包まれたまま、バラードを2曲、そしてメンバーのソロステージも用意。透き通った甘い声が魅力のキョンジンは自身で作詞作曲をした「恋して泣く」を感情たっぷりに歌い上げた。チョイとヘウォンのコラボステージでは2人の伸びやかな歌声が会場全体に響き渡り、さらにドンヒョンの重厚感あるソロバラード、グループ最年少のジンワンの熱いラップパフォーマンスなど、メンバーそれぞれの特徴を生かしたステージで会場は大盛り上がり。
しっとりとバラードを続けて歌ったあとは、ガラッと印象を変えてノリノリな楽曲を立て続けに披露。ステージ前ギリギリのところでメンバーが投げKISSをしたり、指でハートを作ったりと愛嬌炸裂でファンも大興奮。ライブのラストを飾ったナンバー「星」では、メンバーが客席まで降りていき、ファンとハイタッチをしながら笑顔を見せ、ライブは終了した。
今回のライブで、メンバーのチョイがライブ中に「今日は本当に幸せ!幸せです!」と、何度も口にしていたことが印象的だった。それほど日本のファンはLU:KUSのメンバーにとって大切な存在であることが伝わる瞬間でもあった。
これからの成長が楽しみなLU:KUSの日本デビュー後の活動にも注目だ。
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