再びB.A.Pをしたのは本当によくやったといえる。
1年9ヶ月だ。毎月新人チームが溢れる中で、歌謡界で1年9ヶ月の空白は非常にとても長い時間だ。 早く成長したチームならいっそう悔しい時間だ。だからこそ、また集まったB.A.Pがもっと嬉しかった。 21ヶ月の空白を感じさせないほどの堅固な音楽と爆発的な反応は、彼らがいっそう成長したことを証明するきっかけになった。

B.A.Pは先月16日に4 thミニアルバム「MATRIX」でカムバックした。良くない事で意図しない理由から活動を休むようになった彼らは、どれほどステージを思い描いたのか、どんな話をしたかったのかを音楽で聞かせてくれた。青春の彷徨と友情、義理、愛と別離を盛り込んだ今回のアルバムは、帰って来たB.A.Pをもっと強くした。
「MATRIX」は、B.A.Pに特別な意味のアルバムであらざるを得ない。長年の空白期間を終えてまた大衆にB.A.Pの名前を記憶させ、何より彼らがそれほどまでに懐かしがったステージとファンのもとにまた帰って来ることができるきっかけになった。

B.A.Pの事情を知っているからこそ、タイトル曲「Young、Wild & Free」がいっそう深く感じられたし、メンバーも彼らが経験した一番得意な話を語りながら音楽面でも良い評価を受けた。成功的な再出発だった。
B.A.Pは、今度のアルバムで韓国の音楽放送の1位だけではなく、アルバムも10万枚に迫る販売高をあげた。また発売一日で、iTunes(アイチューンズ)のアルバムチャートで14位に進入した。チャート50位圏内に韓国歌手としては唯一名前をあげて海外でも彼らの実力を認められた。またビルボードワールドアルバムチャートで3位を占め、デビューアルバム「WARRIOR」と「ONE SHOT」、 「BADMAN」、「First Sensibility」に続く快挙をおさめた。長年の空白が信じられないほどにカムバックと同時に国内外で注目されたのだ。

メンバーも久しぶりに活動を始めながら大きな期待を現わした。カムバックショーで、「僕らが一番上手くできるのはこんなステージだと思いました。面白い活動を一緒にすればそれだけでも充分に良い思い出が出来そうです。ステージ上にいるのが本当に幸せだから多くの応援をお願いします」と言った事がある。
B.A.Pのカムバックと成功がもっと意味があったのは、彼らが自身の話を直接作って歌うミュージシャンだからだ。個性が強くて実力のあるミュージシャンとしてまたステージに復帰して音楽ファンも彼らのカムバックを歓迎した。期待以上に成熟した音楽とステージで存在感を証明した。

長かった空白期間を終えたぶん、B.A.Pはこれから活発な活動を展開する予定だ。来年2月にニューアルバムを発表して、単独コンサートも開催する。リーダーバン・ヨングクは「今度のアルバムのミューズがメンバーだとしたら、新しいアルバムのモチーフはファンの愛ではないかと思います」と明らかにした。
彷徨を終わってまたステージで笑うことができ、そして長い彷徨の時間を無駄にせず、音楽で完成したB.A.Pだ。もっと成熟して堅固になる次の歩みに期待が集められるのは当然のことだ。