
俳優キム・スヒョンが、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所(カセヨン)」の動画削除を求めた申し立てについて、裁判所が削除対象の範囲を絞るよう求めた。
4日、韓国法曹界によると、ソウル中央地方裁判所民事合議第51部(ファン・インソン裁判長)は同日、キム・スヒョンがことし9月にカセヨン代表のキム・セウィ氏を相手取って申し立てた、YouTube動画の削除および掲載禁止を求める仮処分について、双方の主張を聞く審尋を行った。
キム・スヒョン側はこの日の審尋で、「全2000本の動画のうち、再生回数が最も多い11本には、キム・スヒョンの顔とともに『小児性愛、わいせつ、変態、キム・セロンを死に追いやったキム・スヒョン』などの表現が含まれている」と主張し、動画45本の一括削除を求めた。
一方、キム代表側は、キム・スヒョンに関する動画の内容が虚偽であることは十分に示されておらず、関連する刑事事件についても現在、裁判で起訴内容が争われているとして、削除を求める範囲が広すぎると主張した。
裁判所は、削除対象とされた動画について、「申し立てを行ったキム・スヒョンに関する内容以外にも、広告や別の問題が含まれているようだ」と指摘し、削除を求める部分を具体的に示したうえで、申し立ての範囲を縮小するよう求めた。
さらに、裁判所は「現在、刑事事件で被告人が身柄を拘束されたまま起訴されているという事実だけで、問題となっている内容が明らかな虚偽だと判断できるのか疑問がある。刑事裁判で審理中の内容について、われわれが虚偽事実による名誉毀損(きそん)に当たると認められるのかについても疑問が残る」と説明した。
続けて、「キム・スヒョン側は、本人の社会的地位や利害関係から、時間がたってから主張しているように見える。しかし、その主張に信ぴょう性があることを裁判所に伝えるには、広範囲にわたる申し立てでは難しい」と述べた。
また、裁判所は、憲法で保障されている表現の自由を踏まえても動画全体を削除する必要があると認めるには、特別な事情が必要だと付け加えた。
裁判所は、今月20日までにキム・スヒョン側が削除を求める対象を整理し、来月11日までにキム代表側の意見を聞くことにした。その後、双方の主張を検討したうえで結論を出す予定だ。
WOW!Korea提供






