【制作発表会】「再婚承認を要求します」シン・ミナ&チュ・ジフン&イ・ジョンソク&イ・セヨン、豪華共演の裏側を告白…役作りの苦労と撮影秘話

シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・ジョンソク、イ・セヨンが豪華共演するDisney+(ディズニープラス)のオリジナル韓国ドラマ「再婚承認を要求します」が、ついにベールを脱いだ。原作の壮大な世界観を実写化した本作について、主演俳優たちが役作りへのプレッシャーや撮影秘話を明かし、新たな韓国発ロマンスファンタジーへの期待を高めた。

11月3日午前、ソウル・ヨイド(汝矣島)のコンラッド・ソウルで「再婚承認を要求します」の制作発表会が開催され、シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・ジョンソク、イ・セヨン、チョ・スウォン監督が出席した。

「再婚承認を要求します」は、東大帝国の完璧な皇后ナビエ(シン・ミナ)が、逃亡奴隷ラスタ(イ・セヨン)に心を奪われた皇帝ソビエシュ(チュ・ジフン)から離婚を告げられ、それを受け入れる代わりに、西王国の王子ハインリ(イ・ジョンソク)との再婚許可を要求することから始まる壮大なロマンスファンタジーだ。

同名の人気ウェブ小説とウェブトゥーン(韓国発の縦読み漫画)を原作とし、世界累計閲覧数は約29億7000万回を記録。愛と裏切りで複雑に絡み合う4人の関係を中心に、皇室の権力争いやそれぞれの選択を描く。

制作発表会では、当初11月4日に予定されていた配信開始日が1日前倒しされ、3日から公開されることも電撃発表された。

チョ・スウォン監督は「釜山国際映画祭での反応が良かったので、期待がさらに大きくなりました。一番気になっていたのは、世界同時配信された時に、皆さんがどう見てくださるのかという点でした。とても緊張していますが、制作発表会の当日に公開されるということで、より意味深く感じます」と心境を明かした。

■原作の世界観を忠実に再現…ドイツとチェコで大規模ロケ

原作の膨大な世界観を実写化するにあたり、制作陣は美術や撮影場所にも力を注いだ。

チョ・スウォン監督は、原作をドラマ化する際の方向性について「ドラマの雰囲気は、原作小説の真剣さとウェブトゥーンの明るく茶目っ気のある雰囲気の中間を目指しました。特に削った部分はなく、できる限り原作に忠実であろうと努力しました」と説明した。

韓国の宮殿とは異なる独自の世界観を表現するため、東大帝国の皇室はドイツのシュライスハイム宮殿で、ナビエとハインリが縁を深める庭園はチェコのクロムニェジーシュ庭園で撮影。さらに、チェコのクトナー・ホラの街にはハングルの看板を掲げた店舗を配置し、西洋建築と韓国語が共存する独特の空間を作り上げた。

監督は「登場人物たちが動き回る空間を、本当に存在する場所のように感じてもらいたかったんです。制作会社が多くの配慮をしてくれたおかげで、美術面でも十分に準備することができました。そんな中、ドイツのお城を見つけ、ここなら登場人物たちが本当に面白く動き回れると思いました」と振り返った。

■シン・ミナ、皇后役のプレッシャーを告白「感情表現のバランスに悩んだ」

生まれながらの気品と聡明な頭脳、強い内面を持つ皇后ナビエを演じるシン・ミナは、原作よりも先に脚本を読んだという。

シン・ミナは「これまでにない新しい形の脚本だったので、興味が湧く一方で、どのような作品になるのか不安と期待がありました。描こうとしている内容自体は、私たちにとって親しみのあるものでもあります。なじみ深さと新しさがうまく調和すれば、新しいドラマになると思いました」と出演を決めた理由を説明した。

続けて、「脚本そのものがとても興味深く、皇后というキャラクターを通して、これまでお見せしてこなかった姿を披露できるのではないかと思いました」と期待を明かした。

一方、皇后という立場の重みを表現することには、大きなプレッシャーもあったという。

「皇后という立場の重みがあるので、これまで演じてきたキャラクターと比べても、感情の変化を大きく表に出してはいけないと思いました。でも、1人の女性として新しい恋に落ち、それを選択する人間らしい姿も見せなければなりません。そのバランスをうまく取ることで、多くの方にナビエの感情を理解し、応援していただけると思いました」

また、華やかな衣装やヘアスタイルについても「毎日ドレスを着て、ヘアスタイルも変えていました。不便なこともありましたし、負担もありましたが、本当に新しい姿をお見せできるという期待もありました」と語った。

さらに、「セットの中で演技をしている時、もう二度とこのような世界観の作品に出演することはないかもしれないと思いました。だからこそ、良い思い出になりました」と撮影を振り返った。

■チュ・ジフン、批判必至の皇帝役に「思う存分悪口を言っても大丈夫」

絶対的な権力を持つ皇帝ソビエシュを演じるチュ・ジフンは、原作に初めて触れた時の印象について、独特の例えを交えながら語った。

「実は原作を見た時、私にとってはなじみのない味でした。これを口に入れてもいいのかとずいぶん悩んでいたら、周囲の信頼できる人が私の手を取って、口に入れてくれたんです。今も味わいながら分析しているところです。私には先入観があったのだと思います。韓国のスープならなじみがありますが、西洋のスープだと少し違和感があるようなものです」

原作で読者から強い反発を受けたソビエシュという人物についても、実写化ならではの解釈を明かした。

「原作は小説や漫画なので、そこで成立する説得力があります。でも実写化すると、背景や人物同士の関係、呼び方、礼儀作法などから、どうしても現実の王室を思い浮かべることになります。私のキャラクターを分析すると、側室を迎えるという行為は悪く見えますが、実写化された世界では納得できる部分もあります」

さらに、「物語はナビエの視点で描かれています。もし主人公が『再婚皇帝』だったら、ソビエシュの立場もずいぶん理解できるのではないでしょうか。彼なりの正当性はありますが、この関係の中で誰がより傷付くのかを中心に考えて演じました」と説明した。

視聴者からの批判も覚悟しているというチュ・ジフンは、「芸能界で20年以上活動してきたので、精神的な準備はできています。作品を面白く見ていただけるなら、思う存分悪口を言ってくださっても大丈夫です」と冗談交じりにコメント。

さらに、「物語が進むほど怒りは大きくなると思います」と予告し、会場の笑いを誘った。
■イ・ジョンソク、王子役の容姿に負担…鳥への変身シーンで撮影延期をお願い

西王国の王子で、第1王位継承者のハインリを演じるイ・ジョンソクは、もともと原作のウェブ小説とウェブトゥーンを楽しく読んでいたという。

「ドラマ化されると聞いた時、なじみのない世界観ではありますが、新しくて魅力的な作品になると思いました。それに、王子役なんていつまた演じられるか分からないという気持ちで参加しました」と出演理由を明かした。

ハインリは秘密を抱えながらナビエに近付く人物で、人間と鳥の姿を行き来するという特殊な設定を持つ。

イ・ジョンソクは「鳥をCG(コンピューターグラフィックス)で表現する必要があったので、CG部門の責任者から、私の演技に特徴的な体の動きがあれば、それを参考に制作したいと言われました。そのため、いろいろと話し合いました」と説明。

さらに、「鳥がどのような姿になるのか、完成するまで分からなかったので、いつも不安でした」と率直な心境を明かした。

人間のハインリと鳥のクイーンが同一人物であることを自然に見せるため、体の動きやしぐさにも工夫を凝らしたという。

また、鳥から人間に変身する際に裸になる設定についても「個人的に負担がありました」と告白。「最初に人間へ変身する場面は、物語の説得力にとって重要だと思ったので、監督にもう1か月だけ時間をくださいとお願いしました」と振り返った。

王子という役柄そのものにも、大きなプレッシャーがあったという。

「王子様と呼ばれたいという欲があったわけではありません。ハインリについて、周囲の登場人物が語る描写が、私にはとてもつらく、負担だったんです。劇中には『目が合うと倒れてしまう』『声がとてもすてきだった』といった描写がたくさんあるので、外見にもかなり気を使わなければなりませんでした。本当に負担の大きい作品でした」と語り、笑いを誘った。

■イ・セヨン、憎めない悪役ラスタに挑戦「純粋な悪を表現したかった」

逃亡奴隷から皇帝の寵愛(ちょうあい)を受け、身分を上げていくラスタを演じるイ・セヨンは、これまでとは異なる悪役への挑戦について語った。

「しばらくお見せできていなかった、憎らしいけれど憎みきれない愛らしい悪役だったので、とても魅力的に感じました。先輩方のキャスティングがすでに決まっていたので、ぜひ出演したいと思いました。ラスタを通して新しい姿をお見せできそうでしたし、現場でも多くのことを学べると思い、うれしい気持ちで参加しました」

ラスタについては「逃亡奴隷の出身で、偶然狩猟場でソビエシュと出会い、人生が一変する人物です。純真で天真らんまんな姿をしていますが、生き残ろうとする本能や欲望を持っています。これまで手にしたことのないものを手に入れることで、『失いたくない』という欲望がどんどん大きくなり、皇宮に葛藤を引き起こします」と説明した。

さらに、「ラスタは子どものような人物だと思いました。子どもがおなかをすかせたら食べ物を求めて泣くように、ラスタも生き残るために必死に欲望を抱く人物です。純粋さが絶対に必要なキャラクターなので、純粋な悪を表現しようと努力しました」と語った。

また、セリフの多さにも驚いたというイ・セヨンは、原作でも有名な「お姉さまと呼んでもよろしいでしょうか?」というセリフに言及し、「このセリフを見て、『本当に何も考えていないんだな』と思いました」と笑いながら明かした。

ラスタは自分自身を三人称で表現する独特の話し方をする人物でもある。

イ・セヨンは「ウェブトゥーンでも、ファンのコメントを見ると、好意的な反応だったのに突然悪くなったり、『本当に変だ』と言われたりするんです。この話し方をどう生かせばいいのか、たくさん悩みました。撮影中は、その話し方を自然に身に付けるため、意識的に使うようにしていました」と撮影の裏側を明かした。

■豪華キャストの共演に監督も驚き「この組み合わせが実現するとは」

シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・ジョンソク、イ・セヨンという豪華キャストの共演について、チョ・スウォン監督も驚きを隠さなかった。

監督は「このような組み合わせが本当に実現するのか、自分に受け止めきれるのかと思いました」と振り返り、「現場では4人が本当によく協力してくださったおかげで、順調に撮影を進めることができました」と感謝を伝えた。

最後にチュ・ジフンは「私たちの作品は、いわゆるファンタジーです。Disney+というプラットフォームにとても合っていると思います。子どものころ、ディズニー作品を見ると、夢と希望と幻想の世界に招待されるような気持ちになりませんでしたか? 『再婚承認を要求します』も同じだと思います。皆さんをその世界に招待しますので、ファンタジーを思う存分楽しんでいただけたらと思います」と呼び掛けた。

シン・ミナも「私たちは自分たちが作り上げた世界観の中に自然と入り込み、演技することができました。視聴者の皆さんにも、私たちが作った世界に来ていただき、俳優たちの魅力を思う存分楽しんでいただけたらうれしいです」と期待を寄せた。

「再婚承認を要求します」は、11月3日に第1話から第4話までを一挙公開。その後は毎週水曜日に2話ずつ、全10話がDisney+で独占配信される。

 

WOW!Korea提供

2026.11.03