「イベントレポ」韓国で244万人を動員した大ヒット映画「BOSS/ボス」日本語吹替「モナキ」のじん、おヨネ、ケンケン、サカイJr.が登壇

“ダメ、絶対”のあの演技の練習はひとり深夜の公園で!?
サカイJr.まさかの告白にモナキメンバー総ツッコミ!!

客席後方から登場し、割れんばかりの拍手と歓声を浴びながら登場したモナキのじん、おヨネ、ケンケン、サカイJr.。
スンテ役のじんは「短い時間にはなりますが、ぜひ舞台挨拶を楽しんでいってください!」と笑顔。ガンピョ役のおヨネは「本日の舞台挨拶、楽しんでいただけたらとてもうれしいです」と会場を見渡し微笑む。パノ役のケンケンは「上映後舞台挨拶で、ネタバレいっぱいしていいということなので、よろしくお願いいたします!」と意気込み、テギュ役のサカイJr.は「映画は観終わった後に寄り添ってくれるもの。そんな映画に自分が携われたことをとても幸せに思っておりますし、みなさまの人生に少しでも何かを与えることができたらなと思っています」と呼びかけ、イベントはスタートした。

映画を初めて観た時の感想について「笑いのパンチ力があるといいますか。本当に分かりやすく笑いのシーンがあって、上司や部下、同志との熱い友情もあったり、夢を追いかける描写もあったりと、本当にバラエティ豊かなエッセンスがあって心熱くなるような映画だと思いました」と振り返ったじん。


おヨネは「初めて観た時は、時間がすぎるのを忘れるような感覚になって。1本観終わった後には、すぐにまたもう1回観たいと即座に思うような、そんな映画だったと思います」としみじみ。「最初は韓国語で観たのですが、すごくテンポ感がいいなと思ったのが第一印象で。僕らの声が入った吹替版を観た時は、やっぱおヨネの滑舌がいい感じだなって思いました(笑)」とニヤリとしたケンケンは「観ていくうちに、どんどん、どんどん、おヨネの滑舌の甘さがクセになって、なんかかわいらしいなと思っていました」とニコニコ。ケンケンの「かわいらしい」との言葉とMCからの「おヨネさんを感じないほどでした。最後のほうは特に…」とのコメントにおヨネは「よかったです!うまく身を隠せていて(笑)」と、安堵。そんなおヨネにすかさず、冒頭の挨拶で噛んだことをツッコむケンケンのやりとりに、会場は大笑いだった。


サカイJr.は「自分はセカンドチャンスオーディションを受けてあたらしい世界に入ってきたのですが、映画では登場人物のみんなが今やりたいことをしっかりと見つける姿に、何歳からでも何を始めてもいいんだ、縛られているものはないんだということに改めて気づかせていただきましたし、僕自身、モナキの活動をこれからもっともっと自分を信じて頑張っていこうと思いました」と自身の経験とリンクしたとし、自分ごととして映画を楽しんだと話していた。

吹替で苦労した点や印象的だったシーンについて「苦労しかなかったです…」と苦笑いのじんは、「声だけでというところで難しさを感じたし、(映画のジャンルが)コメディというところでも、またちょっと日本のテイストとも違っていて」と語る。「やりすぎても変わっちゃうし、やらなすぎても伝わらない…」と難しさを説明したじんは「声の加減というのでしょうか。狙いにいこうとしても違うし、あの絶妙な塩梅はめちゃくちゃ苦労しましたね」と丁寧に振り返っていた。じんとケンケンはアフレコで一緒の時間が多かったそうで、「ケンケンのリアクションを見る。今、ケンケンが笑っている、じゃあ、面白いのかなって思いながら、やらせていただきました」と明かしたじんに対し、ケンケンが「自分的にまだ、納得いってないんでやっていいですか? みたいな感じでやっていたけれど、聞き手的にはさっきのほうが良かったんじゃない? とか(コメントしたりして)」とアフレコ中のじんの様子に触れ、「じんが役に向き合っている証拠だなって思いました」と感心していたと話すと、「自分のジャッジが(常に)正しいわけでもないので、思い切りやって、あと(の判断)は任せます! という感じのほうが、案外スムーズだったり

感情表現に苦労したと振り返ったおヨネは「私は普段人と接する時には朗らかに、やわらかに、優しく接するタイプなのですが、ガンピョは結構クールでかつ、心の奥底に熱い思いを秘めているようなタイプ。そこを表現するためにはどうしたらいいんだろうというのを試行錯誤していたような覚えがあります」と伝える。アフレコ時の工夫としては「監督にアドバイスをいただいて」と前置きし、普段の声では「おヨネチックになっちゃうので…」と照れ笑い。「どれもおヨネ(の声)だけどね」と反応したケンケンに対し、おヨネは「低音でドスのきいた声を意識して『ガンピョです!』って言ったりして…」とガンピョの声も披露。「僕がこうだ! と思った感じでやって、現場でもうちょっと、こういう風にやるともっと伝わるよ、みたいに調整していきました」と調整を重ねて声を作っていったと話すおヨネに、じんは「こういうところはやっぱり音楽家。耳がいいから。耳がいい人ってやっぱりうまい。音で言われたことを音で返せるってすごいなって思いました」と大絶賛。おヨネは「ありがとうございます!」とおヨネチック全開の言い方で返し、会場の笑いを誘っていた。

役とのギャップに苦労したと話したケンケンは、「最初はちょっとジャイアン風な感じで喋ったりしていたのですが、それをやると自分の声が死んじゃう(笑)。もう無理だと思って、途中からは(地声をベースに)普通にやっていました。パノ役の俳優さんの顔がすごく渋い感じで。いわゆるおじさんが出すような声をイメージしていたのですが、どうにもこうにも僕にはその声は出ないので…。もう、僕でやるしかないと思って頑張りました!」と力を込める。「渋い顔にケンケンの声がのるとちょっといい味が出る」とのMCのコメントに、ケンケンは大満足といった様子で笑みを浮かべていた。じんはアフレコをしながらケンケンの唇がパノと似ていると言い続けていたそうで、「(ブースで)ずっと、『ケンケンとパノ似て来たね』って言っていて。表情が近づくと感情も表現しやすいというふうに聞いていたので…」と説明したケンケンにじんは「それで下唇を出していたんだ!」と納得の表情を見せる。「そうそうそう!」と即座に反応したケンケンだったが、すぐに「違うわ! 元々!」とスムーズなノリツッコミで、会場を大いに沸かせていた。


テギュ役についてサカイJr.が「“ダメ、絶対”ってシーンが出てきますが…」と目の前で指をクロスさせながら前置きし、「その後、意識を飛ばす表現をどういう声でやっていいのか、家で練習して…」と振り返ると、「家で? ヤバいでしょ!」とメンバーが総ツッコミ。するとサカイJr.は「家でというか公園で…夜に0時過ぎくらいに…」と付け加え、さらなるツッコミを浴び、観客は大爆笑。アフレコで出た宿題はきちんと家でこなしていったそうで「ここまで出来たなら、今度はここに裏声を入れてみようみたいに、現場でチューニングしてくださる。1人ではやりきれなかったですが、サポートしてくださるみなさんがいたからこそ、なんとかやり遂げることができたなと思っております」とアフレコスタッフに心から感謝していた。
完成披露の舞台挨拶と同様、メンバーの吹替の印象を発表するコーナーもサカイJr.はケンケンの吹き替えについて「パノにピッタリ!」と絶賛。その理由について「ケンケンは表裏がない。とても素直。パノもすごく素直だから、(役に)寄せにいくというよりも、パノのいい部分とケンケンのいい部分がすごくシンクロして、声優さんっぽいなと。もちろん、声優さんのような力は僕達にはないけれど、本当に声優さんが喋っているように映画観ることができました!」と説明し、ケンケンをホッとさせていた。

ケンケンはおヨネの吹替について「おヨネちゃんってすごく優しいから、アクションとかどうなんだろうって思ったら、ちゃんと低い声も出ていて。時々『いやー!』っておもろい声でアクションしていたり(笑)。おヨネちゃんがやるからこそ出る、そういうところが感じられてよかったと思いました」とこちらも役にピッタリだと称賛していた。

4人の中で最も出番が多かったじんは「僕は本来振り幅のある役を得意としてきて。それこそパノとかテギュのほうが得意だったりするので、一番フラットにいる役はすごく難しくて。逆に最初はもっと落ち着かせてとか、抑えてというふうに言われていた印象がありますね」と自身の吹替について触れていたじんはサカイJr.について「これまでサラリーマンをやってきたし、自身の性格的にも“イエーイ!”って感じでもきっとない。それこそ大きい声を出したことはないよ、と言っていた彼が、言わずもがなですがお見事でした。結構、難しいはずなのに…」とこちらも大絶賛し、「ファンの方もうれしいんじゃないですかね、サカイJr.の新しい一面を見られて。大きな声、出るんですよ〜」とサカイJr.の新境地を代わりにアピールし、大きな拍手を浴びていた。
映画ではギャング組織にいながら、別の特技や夢を持ったキャラクターが登場することにちなみ、歌やダンス以外の特技を発表するコーナーも。

じんは「忘れ物」だそうで、特技と言えるのか…とのツッコミもありつつ、「みんなで撮ったプリクラも貼ってるスマホを忘れたら、もうダメ。そろそろ肩からかけられるものを使おうかな」とニコニコ。

おヨネはアラームをかけずに目覚めることができるそうで、「木々のせせらぎみたいなので(起きられます)」と胸を張る。すると「いい特技!」と褒められ満面の笑みを浮かべるおヨネ。すると最近得意になったことがあるとニヤリとしたケンケンが「歯笛」を披露し、「これ、目覚まし音にどう?」と提案。「結構です!」とやわらかく断るおヨネにケンケンは「おヨネ! って耳元で叫ぶのもできるよ。大声も得意だから」と得意顔。その提案もおヨネは「大丈夫です、結構です」と丁寧に却下し、会場を和ませていた。
サカイJr.の特技は「イラスト」だそうで、「最近、なかなかプライベートで絵を描く時間がとれなくて。でも、番組に呼んでいただいた時に『イラスト得意なんですよね?』と描かせてもらうことが増えていて。しっかり言っておくことで、お仕事で絵が描ける機会が増えたら、と思って今日も言わせていただきました」と、言霊の大切さに触れつつ「(お仕事で描く機会)お待ちしています!」とちゃっかり売り込んでいた。

最後のあいさつは代表してじんが行うことに。「夢を追うというのはいくつになっても関係ない。自分の人生は自分で選んでいこうぜというメッセージを感じ取れると思います。みなさまの明日の活力になればと思って頑張って吹き替えをしたので、1度とは言わず、2度、3度と楽しんでもらえたらと思います」と呼びかけ、イベントを締めくくった。フォトセッション後には、ハロウィンにちなみ、退場しながら、客席のファンに向けてキャンディーを投げ込むというサプライズも。しかし4人はキャンディーを投げることはなく、丁寧に丁寧に手渡しし、大きな拍手と歓声を浴びながら、ステージを後にしていた。

 

出演:チョ・ウジン、チョン・ギョンホ、パク・ジファン、イ・ギュヒョン、イ・ソンミン 監督:ラ・ヒチャン

提供:KDDI 配給:日活/KDDI  公式HP:boss-movie.jp 公式X:@bossmovie_jp
原題:BOSS/2025年/韓国/98分/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:本田恵子
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2026.10.31