「ファイナル・テーブル」アン・ヒョソプ、天才シェフ役のために血のにじむ努力「包丁の練習中に指を深く切ったことも」

俳優アン・ヒョソプが、新ドラマ「ファイナル・テーブル」で演じるカン・ハンという個性的なキャラクターに、自分ならではの魅力を吹き込んだ。

10月24日に初放送されるJTBCの新土日ドラマ「ファイナル・テーブル」は、最高の韓国人シェフを選ぶ大会「ザ・テーブル:Kシェフ2026」のために世界中から集まった韓国人シェフたちが繰り広げる、華やかな料理と驚くべきエピソードの数々を描くドラマだ。

普段から「作品を見るときは、キャラクター1人だけを見るのではなく、この物語が最終的に何を伝えようとしているのか、もう少し大きな視点で捉えようとする方です」と語るアン・ヒョソプ。

今回の作品については、「カン・ハンの物語は、自分が最も目を背けたいものと最後には向き合うことで、本当の自分を見つけていく過程だと思いました。その旅路が僕にはとても響きました」と、初めて作品に触れたときの印象を振り返った。

中でも、カン・ハンという人物の魅力については、「非常に自由奔放に見えますが、自分の専門分野では妥協しない完璧主義な一面があり、小さな違いを大切にする人物です」と説明。

続けて、「繊細さと完璧主義、そしてその中に温かさも共存している人物なので、料理に例えるなら、味付けが完璧なアーリオ・オーリオのような人です」と、シェフ役ならではのユニークな表現でキャラクターを紹介した。

さらに、カン・ハンが歩んできた人生にも目を向けたアン・ヒョソプは、「カン・ハンは一見すると、とても明るく自由で、どんな状況でも簡単にはくじけない人のように見えます。でも僕は、その明るさは、ある程度カン・ハンが生き抜くために作り上げた一種のペルソナ(仮面)だと思いました。基本的には進取の気性に富み、立ち直る力も強い人ですが、そのエネルギーの奥には、長い間抱えてきた孤独や寂しさがあります」と語った。

そのため、カン・ハンの感情を演じる際には、「『表向きは明るいけれど、内面は暗い』というように、2つの姿を分けて表現したくはありませんでした。明るさと孤独、自由さと恐れが、1人の人間の中に自然に共存していてほしかったんです」と明かした。

そして、「視聴者の皆さんがカン・ハンの行動を見ながら、物語が進むにつれて『だからこの人は、こんなふうに生きてきたんだ』と少しずつ理解してくださったらうれしいと思いながら演じました」と、役作りへの思いを伝えた。

アン・ヒョソプは感情面だけでなく、シェフという職業の特徴をリアルに表現するため、「包丁さばきや中華鍋を振る動作など、基本的な部分も徹底的に練習しました」と明かした。

特に、その過程で思わぬけがも経験したという。

「包丁の練習をしていて、指を深く切ってしまったことがあります。傷が完全に治ってから再び包丁を握ったのですが、以前のように手が動かず、もう一度包丁に慣れるための時間が必要でした」

さらに、「後になって考えてみると、その過程自体も少しカン・ハンらしいと思いました。本当にささいな経験ですが、カン・ハンという人物を理解する上でも、不思議と役に立った気がします」と撮影の裏話を披露し、血のにじむような努力によって完成させたキャラクターへの期待を高めた。

最後に、アン・ヒョソプは作品の見どころとして「料理」と「人」を挙げ、「作品に登場する料理は、実際の調理過程やレシピを基に考案されています。見ていて気になる料理があれば、ぜひご自宅でも一度作ってみていただけたらと思います」と、作品ならではの楽しみ方も紹介した。

JTBCの新土日ドラマ「ファイナル・テーブル」は、韓国で10月24日午後10時40分に初放送される。

 

WOW!Korea提供

2026.10.09