「イベントレポ」SUPER JUNIOR-D&E、日本初のファンパーティー「ArcaDE」を開催 シンドンも登場 した9月27日公演をレポート

SUPER JUNIORのドンヘとウニョクによるユニット、SUPER JUNIOR-D&Eが9月26・27日、東京体育館メインアリーナで「SUPER JUNIOR-D&E 2026 JAPAN FAN PARTY[ArcaDE]」を開催した。結成15周年を迎える2人にとって、日本初のファンパーティー。
本稿では27日の公演をレポートする。

ゲーム画面にコインが投入される演出とともに、2人の「ArcaDE」がスタート。軽快なヒップホップ調の「ʻBout you」から、ディスコのリズムが弾む「GGB」へ。2人のパフォーマンスに合わせて、カラフルな紙吹雪が会場に舞った。MCでは、ドンヘの「僕は誰~?」に客席が「ドンヘー!」と答えると、本人も「僕は皆さんのドンヘです!」と笑顔を見せる。ウニョクの「あなたのウニョクが~」には「ニョクニョクニー!」と声がそろい、おなじみの挨拶で早くも会場との距離を縮めた。

前日の公演でも自由奔放な姿を見せた2人。司会のYumiが、SNSで「幼稚園の先生をしてくださってありがとうございました」という感想を目にしたと紹介すると、ウニョクは「じゃあ今日は小学生で」と返す。Yumiからは「成長!」と拍手が送られた。2人の顔色の良さが話題になると、ウニョクは前日の終演後にドンヘと油そばを食べたと報告。「油が乗っている感じ」というYumiの言葉に笑いが広がる。配信で見守るファンにも声を届け、ゲーム企画へと進んだ。

最初の「キャラクター能力値検証」では、素早さ、観察力、推理力、センス、集中力、協調性の六つをゲームでチェック。能力値を示すパネルが現れると、ウニョクはそこに描かれたキャラクターと同じポーズを取ってみせる。事前にファンが予想した評価を見たドンヘは、推理力の低さに「皆さんの推理力が弱い」と反論。一方、ウニョクが全項目で最高評価の「S」を目指すと宣言すると、ドンヘはすかさず「一つでもSが取れなかったら、かわいい表情を三つ見せて」と提案。挑戦前から2人は張り合った。

素早さを測るのは、21周年を迎えるSUPER JUNIORにちなんで、時計を見ずに21秒を当てるゲーム。スタート前から小競り合いを繰り広げ、挑戦中も違う数字を口にして互いの感覚を乱そうとする。結果はドンヘが20秒26、ウニョクが19秒90。どちらも目標に迫った。

観察力のゲームでは、大きく拡大された写真が段階ごとに引かれ、写っているものを当てる。ウニョクへのお題は、好きなラーメンのパッケージ。「ポッサム?」と予想した後、ラーメンだと気づくが、商品名には迷い、4段階目で正解した。続くドンヘへのお題は、日本でよく飲むプロテイン飲料。先ほどウニョクが苦戦した際、ドンヘは「好きなら全部分からないと」と言っていたが、今度は自分が飲み物の種類を見抜きながらも商品名が出てこない。最初の文字を教えてもらっても答えられず、その言葉がそっくり自分に返ってきた。

推理力を試すのは、スライドホイッスルで演奏した曲を相手が当てるゲーム。試し吹きをするウニョクのホイッスルから豚鼻のような音が出ると、本人も笑いをこらえられない。Yumiに「いくつになってもアイドル」とたしなめられる一幕もあった。本番では、ウニョクが演奏した「ROKUKO」をドンヘがすぐに正解。ドンヘが童謡「ちょうちょう」を吹くと、今度はウニョクが旋律を分かっていながら曲名を思い出せず、三度目でようやく当てた。

センスを見るのは、同じ一言をさまざまな状況で演じ分け、相手が五つの選択肢から当てるゲーム。ドンヘのお題「ハハハ」では、「名前を間違えられた」「ウニョクとゲームをして勝った時」などの候補が並ぶ。ウニョクは二度目で「友達が遅れてきた時」と正解するが、ドンヘは自分が遅刻した側のつもりで演じていたことが分かり、笑いを誘った。ウニョクのお題「おはよう」の選択肢には、「目が覚めたら10人のドンヘがいた時」という珍問も。ドンヘはなかなか当てられず、四度目でようやく「自分が三時間遅れた時」にたどり着いた。

集中力は、三三七拍子に合わせて「D」「E」「ANNIE」を交互に言うリズムゲームでチェック。思いのほか難しく、お題を「恋してる」に変えて再挑戦するが、ドンヘはここでも苦戦し、Yumiが代わりに挑むことに。ドンヘは「恋してる」の意味を尋ね、覚えてからはイベント中に何度も口にしていた。

最後は、指示された方向を声に出しながら、体は反対へ動かす「言うこと一緒、やること逆ゲーム」で協調性を試す。ウニョクが腕を差し出すと、ドンヘが自分の腕を絡め、2人は寄り添って挑戦した。最初は動きを間違えたものの、再挑戦では息を合わせて成功。そろって協調性のS評価を獲得した。

頭を使った後は、再び音楽の時間へ。ウニョクは「歌ってストレスを発散しないと」と呼びかけ、2人で「ROCKET(D&E ver.)」を披露。センターステージにも足を運び、回転する火柱の演出がパフォーマンスを彩った。続く映像では、めんこを作って対決。ウニョクは「コンギ(韓国のお手玉遊び)なら勝てる」と再戦を挑むものの、こちらもドンヘに軍配が上がり、負けず嫌いな一面をのぞかせた。

衣装を替えたソロステージは、青いジャケット姿のドンヘが歌う「V10」から。「Everybody scream!」と客席をあおり、力強いビートで会場の熱を上げる。ウニョクの「Blue Sky」では伸びやかな歌声が響き、再登場したドンヘはキュートなトラのかぶりものを着けて「HELP」を熱唱。ファンも「HELP!」の掛け声で応えた。ウニョクは「UP N DOWN」でキレのあるダンスを披露。チェックのショートジャケットを脱いでノースリーブ姿になると、歓声がひときわ大きくなった。

再び2人が並ぶと、ウニョクは「一度に三つのアーティストを見られますね」と、D&Eとそれぞれのソロを楽しめる構成を紹介。ドンヘが「D featuring E、E featuring Dもやれば五つ」と話を広げ、笑い合った。日本語曲「You&Me」を届けた後は、ファンからのリクエストに応える「ミッションジェンガ」へ。

ここでSUPER JUNIORのシンドンがスペシャルゲストとして姿を見せると、会場からひときわ大きな歓声が上がった。翌9月28日に誕生日を迎えるシンドンは「誕生日パーティーに来ました!」と何度もアピールするが、ドンヘとウニョクはなかなか取り合わない。3人は番号が書かれた巨大なジェンガを引き、対応するミッションに挑む。

最初にシンドンが引き当てたのは、曲の最後にカメラへ決めポーズを見せる「エンディングポーズ」。どの曲でやるか話すうちに、ウニョクが「みんなでバースデーソングを歌って、その最後にエンディングポーズをしたら?」と提案。ファンと一緒に歌い終え、3人が決めたのはシンドンを真ん中にした組み体操の扇形のポーズ。以降は決めどころのたびにこの形が飛び出し、SUPER JUNIORの楽曲による3曲のダンスメドレーでも、締めはやはり扇形のポーズで客席を沸かせた。

「ステージで踊るのは久しぶり」と話すシンドンとともに、そのままダンスチャレンジへ。Hearts2Heartsの「Lemon Tang」では、ウニョクらが映像を二度見て振付を覚えていく一方、ドンヘは「チャレンジにはアレルギーがあります(笑)」と参加をためらう。ところが、次の「マツケンサンバ」ではポンポンを手にダンス! シンドンもノリノリで、ウニョクに「最初から一緒にいた人みたいに汗をかいてる」とツッコまれるほど。四コマ写真の撮影ミッションでも、3人はシャッターに合わせて次々とポーズを変えた。

D&Eのダンスメドレー曲B.A.Dでは、シンドンが途中からATEEZの「BAD」の振付を踊り始める。ドンヘとウニョクも胸元に手を当ててその動きに加わり、ファンから歓声が上がった。さらに、シンドンが参加したD&Eの「What Is Your Name?(feat. SHINDONG)」を3人そろってパフォーマンス。ゲームで見せた掛け合いがそのままステージにつながったような、ファンにとってもうれしい一曲となった。

シンドンは「秋夕に一人で過ごしそうになっていたけれど、D&Eが呼んでくれたので、皆さんと一緒に過ごせてうれしかった」と感謝を伝え、ステージを去ろうとする。ところが、そこに、ゴルフ好きのシンドンのために用意された、ゴルフ場をモチーフにした特製デザインのケーキが登場。思いがけないサプライズに驚くシンドンを、会場が声をそろえて「お誕生日おめでとう!」と祝福した。クリスマスや新年の挨拶までひと足早く届け、最後は自らケーキを押して退場。去り際まで、3人の掛け合いは続いた。

シンドンを送り出し、再び2人きりになったステージ。階段に腰掛けて「Missing Pieces」を歌うと、「Only You」ではセンターステージのスタンドマイクへ。「この二曲も日本では初めて」と紹介し、重なる歌声をじっくり聴かせた。本編は「Growing Pains」へと続き、2人はファンにも歌声を求めながらステージの端まで歩いて手を振る。「Growing Pains」で本編を締めくくった後、アンコールでは「Run Away」「Oppa, Oppa」とともにトロッコで客席を巡り、会場の後方でも足を止めて声援に応える2人。青く輝くテープが舞い、再び会場の熱気が高まった。

終盤には、それぞれがファンへの思いを言葉にする。ウニョクは「昨日と今日、皆さんと楽しい思い出ができて幸せです。これからの僕たちのストーリーにもご一緒していただけたらうれしいです」と、結成15周年に向けたD&Eのこれからを語る。ドンヘも、週末の貴重な時間をともに過ごせたことに感謝。遠方から来たファンや配信で見守る人たちにも言葉を届けた。そしてウニョクは、新しいアルバムを準備していることに触れ、「もっと会いに来るので、待っていてください。そばにいてください」と呼びかけた。

「皆さんの曲だから、一緒に歌ってください」という言葉を合図に、最後は日本語曲「僕らのStory」へ。ファンも声を重ね、2人は手をつないで挨拶。ドンヘが「皆さん、大好き!」と伝えると、そろって何度も投げキス。ドンヘが自分のカメラでファンとの動画も撮影する一幕も。そして、2人が「ウリヌン、シュポジュニオエヨ!(僕たちはSUPER JUNIORです!)」と片手を前に突き出せば、客席も「ウリヌン、エルプエヨ!(私たちはE.L.Fです!)」と応える。SUPER JUNIORとE.L.Fならではの掛け合いを交わし、「また会いましょう」「約束!」という言葉を残してステージを後にした。

ゲームに笑い、ライブで歌い、シンドンの誕生日まで一緒に祝う。D&EとANNIEが最後まで楽しさを分け合ったこの日は、次の再会が待ち遠しくなるような、幸せな一日だった。

2026.10.05