
「タチャ:ベルゼブブの歌」(以下「タチャ」)が、前3作とは趣の異なる独立した物語で、新たな面白さを届ける。「タチャ」シリーズの系譜を受け継ぎながら、単に賭博の世界を描くことにとどまらず、人間の欲望をより深く掘り下げ、これまでとは異なる色を加えた。
さらに、ピョン・ヨハンとノ・ジェウォンが対照的な個性を持つキャラクターとしてぶつかり合い、緊張感あふれる演技のアンサンブルを完成させた。2人の競演が、シリーズのフィナーレを鮮烈に飾る。
映画「タチャ」(チェ・グクヒ監督、制作SIDUS)のメディア向け試写会が9日午後、ソウル・ヨンサン(龍山)区のCGV龍山アイパークモールで開催され、チェ・グクヒ監督と俳優ピョン・ヨハン、ノ・ジェウォンが出席した。
「タチャ」は、オンラインカジノ事業ですべてを手に入れたと思っていたチャン・テヨン(ピョン・ヨハン)と、そのすべてを奪った同じ「テヨン」の名を持つ親友パク・テヨン(ノ・ジェウォン)が、世界を舞台にした賭博の場で再会し、復讐を懸けた勝負を繰り広げる犯罪映画だ。
チェ・グクヒ監督は「原作漫画の熱烈なファンとして、シリーズ最終作を手掛けることができて光栄だった」とコメント。
続けて「第1~3作とは異なり、外伝形式の作品になっている。原作の段階から、第1~3作よりもドラマ性が強く、濃厚だった。人間の欲望を扱う部分に焦点が当てられていると思う。そねみや嫉妬、裏切りなどがうまく表現されていたため、そうした原作の魅力を作品に落とし込もうと努力した」と説明した。
また、「第1作は本当に素晴らしい作品だと思う。20年前の映画でありながら、今見ても洗練されていて面白い」と称賛。
その上で「第2作と第3作にもそれぞれの個性があり、監督たちが原作をうまく脚色して作り上げたと思う。しかし、第1作が韓国映画を代表する名作の一つであるため、比較されることで、第2作と第3作が過小評価されているように思う」と語った。
さらに「私たちの映画も比較されると思うが、それを心配せず、一生懸命作った」と自信を示した。
ピョン・ヨハン、ノ・ジェウォン、三吉彩花、キム・ミンホ、イム・セミ、ムン・ジフンらが、「タチャ」シリーズのフィナーレを華やかに飾った。
ピョン・ヨハンは「20年を経て、『タチャ』シリーズを完結させることができ、すっきりした気持ちだ」とコメント。
続けて「チョ・スンウ先輩が演じたコニと、第1作の『タチャ イカサマ師』があったからこそ、第4作まで撮影することができ、シリーズを完結させられた。ホ・ヨンマン先生が第4作まで描いてくださったことで、映画化できたことにも感謝している」と伝えた。
ノ・ジェウォンとの共演については、「集中力に優れた俳優だった。僕はこれまで多くの作品に出演してきたが、ノ・ジェウォンを見ながら多くのことを学び、刺激を受けた」と称賛。
続けて「チャン・テヨンとしても、彼から刺激を受けながら前へ進むことができた。演技の呼吸が本当に良く、ありがたい時間だった」と満足感を示した。
ノ・ジェウォンは「『タチャ』シリーズを完結させる作品に参加できることは、決して当たり前ではない。とてもありがたいことだと思う」と心境を明かした。
また、自身が演じるパク・テヨンについて「嫉妬し、劣等感を抱き、不安に揺れる人物だ。ところが、その感情を向ける相手は、自分の分身のような親友でもある」と説明。
続けて「僕にも分身のような友人がいるので、その友人との出来事をたくさん思い出した。自分なら、どうすればその友人を裏切ることができるのかを考えた」と、役作りの過程を振り返った。
さらに「パク・テヨンは、精いっぱい自分の人生を生きようとした人物だ。最も大きな助けをくれたのは、ピョン・ヨハン先輩だった。先輩のすべてが素晴らしく見えてうらやましく、学びたい部分もあった。それが役柄と重なり、大きな助けになった」と、ピョン・ヨハンに感謝を伝えた。
ホ・ヨンマンの原作漫画「タチャ」シリーズの最終作で、同名漫画を映画化した「タチャ」は、9月23日に韓国で公開される。
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