
映画「ヴァンピール」側は18日、「キャスティングラインアップを完成させ、8月から本格的な撮影に突入する」とクランクイン(撮影開始)を発表した。併せて、ユ・アインが俳優陣と台本リーディングに参加する姿も公開され、注目を集めた。
麻薬使用などの容疑で2023年から裁判を受け、執行猶予付きの判決を言い渡されたユ・アインは、約3年間の自粛期間を経て、本格的に俳優活動を再開することになった。
裁判ではなく、新作の制作活動を通じて大衆の前に姿を現すのは、2022年に公開された映画「ソウル・バイブス」以来、約4年ぶりとなる。
これに先立ち、ユ・アインが出演したNetflixシリーズ「終末のフール」は2024年、映画「勝負」と「ハイファイブ!」は2025年にそれぞれ公開されたが、いずれも麻薬使用を巡る問題が明らかになる前に撮影された作品だった。問題の影響で公開や劇場公開が延期され、ユ・アインは各作品の制作発表会や試写会などの公式行事には出席しなかった。
映画「勝負」は2021年に撮影を終え、当初は2023年にNetflixで公開される予定だったが、延期を経て2025年3月に韓国で劇場公開された。
「ヴァンピール」は、身元不明の請負人が聖職者から依頼を受け、正体不明の異教徒集団を追跡する中で巻き起こる事件を描くミステリー・オカルト映画。超自然的な存在や宗教的な題材を扱うオカルトに、追跡劇と登場人物たちの葛藤を融合させた作品となる見通しだ。
メガホンを取るのは、「破墓/パミョ」「サバハ」「プリースト 悪魔を葬る者」などで、独自のストーリーテリングと確かな演出力を披露してきたチャン・ジェヒョン監督。「破墓/パミョ」は韓国で約1200万人を動員する大ヒットを記録した作品で、チャン監督は「ヴァンピール」を通じて、宗教や信仰、正体不明の存在を描いてきた自身のオカルト世界を再び拡張する予定だ。
ユ・アインの「ヴァンピール」出演説は昨年から浮上していたが、所属事務所側は「決まったことはない」と慎重な立場を示してきた。そうした中、今年7月に映画「HOPE」のVIP試写会へチャン監督とユ・アインが同行したとの目撃談が広まり、「ヴァンピール」への出演が既成事実として受け止められるようになった。
ユ・アインは「ヴァンピール」で、異教徒集団を追う請負人役を務める。どのような状況でも動揺しない大胆な人物だが、正体不明の存在と対峙(たいじ)する中で、次第に変化していく過程を描き出す予定だ。今回公開された台本リーディングの様子は、ユ・アインにとって復帰を本格的に知らせる場となった。
イ・ソンミンは、自らの信念を貫くために禁忌(きんき)を破った聖職者に扮(ふん)する。責任感と罪悪感の間で苦悩する人物を、持ち前の重厚な演技で表現し、物語の中心を支える。
イ・ジュニョクは、永遠の命を切望する異教徒役を務め、これまでとは異なる大胆な変身を披露する。謎に包まれた人物を鋭いオーラで完成させ、スクリーンを圧倒するものと期待を集めている。
ベールに包まれた少女役には、新人俳優のドイが抜てきされた。熾烈(しれつ)なオーディションを勝ち抜いて選ばれただけに、フレッシュなエネルギーを放ち、強い存在感を刻む予定だ。
異教徒に同行することになった密輸ブローカー役は、ユン・ギョンホが務める。ユン・ギョンホは、持ち前の現実味あふれる演技で物語に躍動感を加える。
最後に、チェ・ヒョヌクが謎の目的を持つ米軍少尉役で合流する。わずかな感情の動きまで繊細に表現する立体的な演技で、物語に張り詰めた緊張感を加えるものと期待されている。
ユ・アインをはじめ、イ・ソンミン、イ・ジュニョク、ドイ、ユン・ギョンホ、チェ・ヒョヌクという強烈な個性を持つ俳優たちが生み出す相乗効果は、「ヴァンピール」ならではの爆発的なアンサンブルを完成させる見通しだ。
映画「ヴァンピール」は8月から本格的な撮影に入り、2028年に韓国の劇場で公開される予定だ。
WOW!Korea提供






