「BTS」JINと東遠ツナ“運命のコラボ”誕生秘話 『Super Tuna』がきっかけ、40秒完売のヒットに

10代・20代の間で流行していたダク(ダイアリーをデコレーションすること)、ペクク(バッグをデコレーションすること)のブームが、今度は“カンク(缶のデコレーション)”へと広がっている。東遠産業の食品子会社である東遠F&B(ドンウォンF&B)が、「BTS(防弾少年団)」メンバーのJINとコラボレーションして披露した東遠ツナ缶の変身が、そのきっかけだ。

東遠F&Bは、東遠ツナのブランドモデルであるJINが描かれたツナ缶セット商品にステッカーを同封し、自分だけの缶を飾ることができる「スーパーツナ・フォー・ユー(Super Tuna For You)」キャンペーンを展開している。自分で飾った缶の写真をSNSに投稿して応募する形式だ。

「BTS」JINとのコラボレーションを企画し主導したのは、東遠F&B CMG1(カテゴリー・マネジャー・グループ1)ツナHMR(簡便食)のCMチーム、キム・ヒオン主任だ。

キム主任は「『BTS』JINとのコラボレーションによって販売量は好調で、ことしもさまざまな協業商品を検討している。海外販売量も大きく増えている」と笑顔を見せた。

キム主任によると、「BTS」JINと東遠ツナの出会いは“運命的”とも言えるものだった。2021年、JINがYouTubeで公開した自作曲『Super Tuna』を注意深く見ていたことがきっかけとなり、彼が除隊した2024年6月から東遠ツナのブランドモデルとして起用するため準備を進めてきたという。同楽曲の映像はYouTubeで累計再生回数1億回を突破するなど、海外で特に大きな人気を集めた。

JINの除隊後に接触を始め、社内説得の過程とコラボ企画の構想を同時に進めたという。キム主任は「釣りを楽しむJINがツナを釣った経験をもとに制作したこの曲が、東遠ツナの健康的なイメージとよく合うと考え、企画に着手した。ブランドの方向性はもちろん、海外攻略を加速させている東遠ツナにとっても投資価値があるという経営陣の判断もあった」と説明した。昨年7月、ついにJINをブランドモデルに起用した後、すぐにティザー映像を制作・公開し、さまざまなコラボマーケティング活動を展開している。

JINの姿が描かれたお中元・お歳暮向けの「スーパーツナ・ギフトセット」は、昨年の予約販売の際、わずか40秒で1000個すべてが完売した。また昨年12月には、このギフトセット1万個を米国へ輸出した。実際に東遠ツナはJINとのコラボの影響で、昨年の輸出額が前年比10%以上増加した。昨年下半期以降、海外現地売上も15%以上伸びている。

キム主任は「カンク商品は、缶パッケージをJINに似合うピンク色でデザインした」としながらも、「中身は従来と同じものを使用した。オメガ3やDHAをさらに増やす案も試し、20種類以上のサンプルを作ったが、最終的には基本に戻ろうという結論に至った。既存の東遠ツナがすでに“スーパーツナ”だった。(笑)良質な東遠ツナを世界の人々にもっと広く知らせることが、マーケティング担当者としての目標だ」と強調した。

21日にソウル・クァンファムン(光化門)広場一帯で開催予定の「BTS」カムバック公演を前に、グローバルマーケティングもさらに強化する計画だ。モデルのJINとのさまざまなコラボ商品を披露する一方、米国Amazon専用商品を発売し、グローバル市場でのシェア拡大を図る。また、カムバックコンサートが開催される光化門をはじめ、明洞、ソウル駅など周辺商圏でも商品ラインナップを強化し、世界中のファンの需要を取り込む戦略だ。

 

WOW!Korea提供

2026.03.05