タレントのイ・サンミンが大賞のトロフィーを掲げた。

30日午後、ソウル・マポ（麻浦）区にあるSBSプリズムタワーで開かれた「2025 SBS芸能大賞」では、「アラフォー息子の成長日記」のイ・サンミンが大賞を受賞した。

大賞受賞者として名前を呼ばれると、イ・サンミンは驚きを隠せなかった。イ・サンミンは強力な大賞候補として名が上がっていたチ・ソクジンに歩み寄り、抱擁をした。

イ・サンミンは「本当に『アラフォー息子の成長日記』の初回の収録はエアコンがなくて、家賃をかなり値引いてもらったアパートから引っ越しをする日だった」とし、「繰り返し、私が暮らす姿をそのままお見せするのにいろいろな見方があったが、こうして苦労して暮らす姿が多くの方に愛されるとは思わなかった」と打ち明けた。

彼は「生涯抜け出せそうになかった多額の借金を、熱心に暮らしながら、番組をやりながら返すことになるとは思わなかった」と、69億の借金を清算したことに言及した。

続けてイ・サンミンは「『アラフォー息子の成長日記』に盛り込まれているアーカイブは、私の第二の人生がすべて入っている。私に再起させようとしてくれて、愛する母が亡くなり、そしてついにそのつらかった瞬間もすべて終え、今年は愛する人と結婚もした」と話した。彼は「SBSに一生返しても足りないものをもらった。ソ・ジャンフン、チ・ソクジンも一緒に受賞していたらどんなによかっただろうかと思うほど、申し訳ない」とも付け加えた。

イ・サンミンは「結婚してから、してあげられたことがない。結婚式も、新婚旅行も行けなかった。そんな私をそばで応援してくれて、愛してくれた、本当に私の生涯最高の贈り物である妻が受け取るべき賞ではないかと思う」と妻に栄光を捧げた。

彼は「納得いかないと思われるかもしれない。なぜ私が大賞なのか。それでも本当にSBSで頑張った」とし、「私のすべての人生が保存されているSBSの迷惑にならないように、今よりももっと素晴らしい人生を生きられるよう、毎日最善を尽くして生きる」と話した。

また「私が受け取った福をすべてお返ししたい」とクンジョル（座りながら腰を曲げ、頭を深々と下げるお辞儀）をした。

WOW!Korea提供