韓国歌手IU(アイユー、22)の4thアルバム収録曲「Zeze」内の歌詞について、「私のライムオレンジの木」の出版社側が遺憾を表明した。
5日、小説「私のライムオレンジの木」の出版社・図書出版東はFacebookを通して、「IU様、Zezeはこんな子供ではありません」という文章を掲載した。
彼らは「小説の中のミンギニュ(名前)の観点から、Zezeが矛盾的なキャラクターで魅力あり、セクシーだと感じた」とするIUのインタビュー内容を引用した。続けて楽曲「Zeze」の歌詞を添付しながら「Zezeは家族から虐待され、傷だらけの5歳の子供」として「そんなZezeにミンギニュは温かく慰労を伝える唯一の友達」と説明し、出版社側はミンギニュの観点からZezeが狡猾(ずるく悪賢いこと)だと描写したことに対して疑問を投げかけた。
また「『私のライムオレンジの木』は作家の自伝的要素がある」とし、「創作や解析の自由はあるが、虐待の痛みを持った5歳のZezeを性的対象として見るのはとても遺憾だ」と指摘。加えて「表現の自由も大衆の共感のもとに存在する」と伝え、さらに、ストッキングを履かせてピンナップガール姿勢を取るアルバム「chat-shire」のジャケット写真を「性的要素が強い」と批判した。
ネットユーザーらは「Zezeを性商品化するなんて失望だ」という反応を見せる一方、「すべての歌詞を見ず、IUのインタビュー内容から批判するのもどうかと思う」と出版社側を非難する声も聞かれた。
WOW!korea提供