※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
女優ウォン・ジアンが、新たな“初恋のアイコン”として浮上している。
JTBCの土日ドラマ「明日はきっと」で、ウォン・ジアンは弱い心を隠すため強がるソ・ジウというキャラクターで、視聴者の心をひきつけている。
劇中、ソ・ジウは裕福な家庭で育つが、婚外子という秘密を持った人物。母親チャン・ヒョンギョン(ナム・ギエ)の冷酷な眼差しのせいで、幼い頃から常に孤独だったソ・ジウは、偶然友人の学校に遊びに行った際に出会ったイ・キョンド(パク・ソジュン)を通して、愛によって経験するさまざまな感情を学んだ。
孤独な人生に温もりをもたらした唯一の人であるだけに、ソ・ジウはイ・キョンドの言葉一言一言に揺れた。大企業の会長の娘であることを隠していたが、その事実が明るみに出ると、イ・キョンドに申し訳ないと涙を流して謝罪した。愛する人にすべてを与えたいという自身のやり方が、むしろ相手を傷つける結果となったことを後悔するなど、数多くの感情がソ・ジウの心に渦を巻き起こした。
それだけでなく、時間が過ぎて再会した後も、ソ・ジウは依然としてイ・キョンドの存在に慰められる。“人類愛”としながら、お酒を飲まないよう気遣ってくれたり、まるで母親のように面倒を見てくれるイ・キョンドの姿に、ソ・ジウは2人が幸せだった過去に戻りたいという思いにとらわれた。そのため、ソ・ジウは空港で自分を引き止め、元夫の横暴から守ってくれたイ・キョンドに、再びときめきを感じていた。
しかし、長い間孤独な環境で育ったため、愛を表現することが苦手だったソ・ジウは、イ・キョンドに「私のことは忘れて」と告げ、彼を突き放した。イ・キョンドが自分と別れた後、どのような人生を送ってきたのかを知っていたため、一線を引いたのだ。しかし、そんな言葉とは裏腹に、イ・キョンドに会うと再び心がふわふわするソ・ジウの感情の変化は、見る者に切なさを抱かせた。
このように、感情の嵐に揺れるソ・ジウというキャラクターは、ウォン・ジアンの熱演によって一層没入感を高めている。ときめきや悲しみ、恋しさ、挫折など、愛によって体験する喜怒哀楽を繊細に表現し、見る人の共感を呼び起こした。
何よりも4話のラストでは、イ・キョンドがソ・ジウとの関係を尋ねた質問に「フラーティング中よ」と答え、2人の間にさらなる変化が訪れることを予感させた。果たしてソ・ジウは、イ・キョンドに対する感情を整理できるのか。ウォン・ジアンが完成させるソ・ジウに、関心が高まっている。
一方、JTBCの土日ドラマ「明日はきっと」は、20日午後10時40分に第5話が放送される。









