「TWICE」から「SEVENTEEN」まで…K-POPアイドルの“ハンディファン”ブーム、1284万台販売の神話、その秘訣は?



暑さを避けることに本気の韓国人にとって、必須アイテムがある。まさに“ハンディファン”だ。これは、手に持って使う小さな扇風機を意味する。

“ハンディファン”は、すでに韓国人の夏季生存アイテムとして定着した。ドイツとイギリスのエアコン普及率がそれぞれ3%、5%に過ぎない一方、韓国はおおよそ98%に達する。このような数値だけ見ても、“ハンディファン”が日常化された理由の見当をつけることができる。

韓国ボーイズグループ「SEVENTEEN」「ENHYPEN」、ガールズグループ「LE SSERAFIM」などK-POPアイドルも例外ではない。公式スケジュールや公演リハーサルの現場でも、“ハンディファン”を手放せず、暑さに打ち勝つ姿をしばしば見ることができる。



特に、ことし7月にカムバックしたガールズグループ「TWICE」の4thフルアルバム「This is for」の同名タイトル曲「This is for」のミュージックビデオには、“ハンディファン”が小物として登場し、注目を集めた。メンバーのチェヨンが、“ハンディファン”をマイクのように持って歌うシーンが公開され、今一度K-POPファンたちの関心を集めた。2015年10月のデビューから、ことしで10周年を迎えた「TWICE」のワールドワイドな人気を勘案すると、“ハンディファン”もやはり、自然にグローバルな好奇心の対象になったと同じだ。

韓国では老若男女を問わず、“ハンディファン”を持って歩く姿を容易に見ることができる。ただ、大きいものからデザイン、機能まで多様な製品があり、選択が簡単ではないのも事実である。

このうち、ルメナというブランドは韓国携帯用扇風機市場で、独歩的な存在感を見せている。2025年4月基準の累積販売量が、1284万台を突破して市場内立地を地道に固めた。仏パリで開かれた「メゾン&オブジェ(Maison&Objet)」展示会の「韓国デザイン(DESIGN KOREA)館」に参加したりした。

 

WOW!Korea提供

2025.10.08