俳優のパク・ボゴムが住む、ソウル・チョンノ(鍾路)区にあるマンションに関心が集まっている。同マンションは、チョンノ区の中心地に近く、クァンファムン(光化門)やソデムン(西大門)に勤める会社員たちにとって、“出退勤の聖地”と呼ばれたりする。
最近、不動産業界によると同マンションは最高21階、14棟、1148世帯が住む大型マンションで、新婚夫婦および1~2人家庭が好む小型の坪数である専用面積基準59平方メートルから、“国民平衡”である専用82~85平方メートル、大型坪数である専用101平方メートルまで、さまざまなタイプがある。パク・ボゴムは、専用84平方メートルタイプに住んでいることが分かった。
トンイムン(敦義門)ニュータウンの最後のマンションである同マンションは、2017年に竣工された。専用101平方メートルは、昨年7月に33億5000万ウォン(約3億3,500万円)で取り引きされ、新高価格を記録して、パク・ボゴムが住む専用84平方メートルタイプは、ことし6月に25億2000万ウォン(約2億5,200万円)の新高価格を記録した。
またコミュニティー施設も比較的優秀だ。4件のカフェと図書館があり、フィットネスセンター、プロムナードなどが造成されている。プロムナードには、松などの草と木がぎっしり植栽されており、住民の満足度が高いことで知られる。
同マンションの最も大きな特徴は、“都心職住近接”が可能な立地という点だ。光化門業務地区に近いだけでなく、西大門・チュンチョンノ(忠正路)、鍾路・ウルチロ(乙支路)、シチョン(市庁)とも近く、徒歩でも移動が可能という特徴がある。“職住近接”を最も優先順位に置いている市民たちは、同マンションをはじめとし、敦義門ニュータウンマンションを好んでいる。
交通的立地にも優れている。3号線のキョンボックン(景福宮)・独立門駅、5号線の西大門・光化門駅が徒歩圏内にあり、バス路線もかなり多い。主要道路との連結性が優れているため交通量が多く、交通渋滞をしばしば経験する。さらに、各種デモが進行される光化門とも近く、交通渋滞がより深刻でもある。
また、学校は多くないがソウル市内の名門中・高等学校が近い。
さらにマンションの後ろには仁王山裾、横には慶熙宮および西大門独立公園があって自然親和的だ。一部の世帯からは、慶熙宮の眺望が可能でもある。光化門商圏とも近いという特徴があるが、大型スーパーなどインフラが不足なのも事実だ。ただ青瓦台、景福宮、西大門刑務所、独立門など歴史文化の資源が近く、“都心中歴史・文化生活圏”というプレミアムもある。
WOW!Korea提供