映画「娘について」側、テジョン市側がクィア描写を理由に上映撤回を要求し「遺憾」…「嫌悪と分裂を助長」



映画「娘について」側が、テジョン(大田)広域市の上映撤回要求に遺憾を表した。

「娘について」は、娘(イム・セミ)、そして娘の同性の恋人(ハ・ユンギョン)と一緒に過ごすことになった私(オ・ミンエ)、完全な理解の代わりに最善の理解で進む3人の女性の成長ドラマ。

「保健教師アン・ウニョン」や「82年生まれ、キム・ジヨン」を披露した民音社「きょうの若い作家」シリーズとして出版された同名のベストセラーを映画化した作品。原作小説は少数者や無縁故者など、われわれ社会の弱い輪をターゲットに作動する暴力のメカニズムを鋭い言語と緊張感あふれる場面で具現し、評壇や読者たちから大きく支持されたことがある。


続いて映画は、原作のメッセージを忠実に盛り込むのはもちろん、社会的弱者に限定された話ではない、われわれ皆の話であることを強調する拡張されたメッセージで、公開前から韓国の主要映画祭の招待と受賞を引き出し、話題を呼び起こした。特に、最近は「第21回ベルギー国際映画祭」、「第19回パリ韓国映画祭」、「第48回サンパウロ国際映画祭」、「第24回Festival International du Film Gay et Lesbien de Grenoble」、「第28回Mix International LGBTQ+ Film Festival」など、海外の映画祭からのラブコールが殺到したりもした。

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2024.09.03