”ワールドスター”韓国歌手のPSY(サイ、37)が、本人所有の建物内に入居していたテナント店(カフェ)との法廷紛争に勝訴した。
PSY側の法律代理人は13日午後、韓国メディアの取材に応じ「裁判所の判決で、PSYが勝訴した」と明らかにした。
この日午後、ソウル西部地裁では、PSY夫妻と、ソウル市内に所在するPSY夫妻所有の建物に入居中のテナント店による建物引き渡し請求および不当利得金訴訟公判が開かれた。
裁判所はテナント主である被告人に建物5階と6階を引き渡すよう宣告。また、PSYへ3315万ウォン(約350万円)、PSYの妻ユ某氏へ3860万ウォン(約400万円)を支払うよう言い渡した。
これについて、弁護側は「金銭的な部分では訴訟を取り下げたが、裁判所では損害賠償に対する判決が下った」とし、「金銭的な部分より、不法に占拠していた点が重要。テナント主が裁判所の判決を受け入れない場合、PSY側で執行することができる」と説明した。
PSYは去る2012年2月、ソウル・漢南洞(ハンナムドン)に位置するビルを買い入れた。問題となった該当ビルのカフェは、前所有者と訴訟の末、2013年12月31日までビルから立ち退くことが決まっていた。しかし、2014年7月まで退去せず、PSYは2014年8月26日、このテナント主を相手に訴訟を起こしていた。
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