27日(現地時間)、フランス・カンヌのリュミエール大劇場で、第76回カンヌ国際映画祭の閉幕式が行われた。
この日、ジュスティーヌ・トリエ監督の「アナトミー・オブ・ア・フォール」が最高賞のパルムドールを受賞した。トリエ監督は女性監督として、3人目の受賞となった。
昨年、「ベイビー・ブローカー」で最優秀男優賞を受賞したソン・ガンホは最優秀女優賞のプレゼンターとして出席し、閉幕式を飾った。ソン・ガンホは2021年「非常宣言」が非コンペティション部門に進出してカンヌを訪れ、昨年は「ベイビー・ブローカー」で最優秀男優賞を受賞。3年連続、カンヌに出席した。
他にも、この日の閉幕式ではドイツのヴィム・ヴェンダース監督の「PERFECT DAYS」（原題）に出演した日本の俳優、役所広司が最優秀男優賞を受賞し、「About Dry Grasses」（英題）に出演したトルコの女優メルヴェ・ディズダルが最優秀女優賞を受賞した。
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