愛する人を守るため、男は闘う道を選ぶ―最も時代劇を魅せる俳優イ・ジュンギ主演最新作「朝鮮ガンマン」。魅力的な3種類のセルDVDが、5月27日(水)に同時リリース。
このたび、主演イ・ジュンギのオフィシャルインタビューが届いた。
−時代劇がよく似合うと定評のあるイ・ジュンギさんが今回選んだドラマ「朝鮮ガンマン」。どんな部分が魅力で、出演を決められたのか教えてください。
何よりも魅力だったのは、これまでの韓国ドラマにはなかった新しいテーマという部分に惹かれました。朝鮮時代から開化期までの激動の時代をお見せできるという、そんな斬新なテーマに惹かれました。その中でイ・ジュンギがどんな姿をお見せできるかなと思ったとき、キャラクターの緊張感を高めたり、私の身体能力やアクションスキルだったりをお見せしながら、私自身も新しいキャラクターをお見せできますし、斬新なテーマを極大化することができるんじゃないかという漠然とした期待感などから、作品を選択しました。そして、視聴者の方々からとても愛していただけたので、とても満足しています。
−イ・ジュンギさんが演じたユンガンという人物は、さまざまな顔(時には遊び心があり、時にはシリアスで、時には涙を見せる)を持つ役柄だったと思いますが、ユンガンがどんな人物なのか紹介してください。
心の傷も抱えていますし、大きな失恋も経験します。でも、その心の傷や失恋の時間を通じてひとりの人間として成長し、その後個人的な心の痛みや復しゅう心などすべてを超越して、自分以外に心の痛みを抱えた民衆たちのために立ち上がり、彼らのヒーローになっていく人物です。民衆の英雄として成長していくキャラクターです。
−死んだと思っていたユンガンが3年後に日本の商人・長谷川半蔵に偽装し、父親の復讐のために戻ってきたシーンも印象的でした。
個人的にもとても好きなシーンです。多くの視聴者の方々をわくわくさせたシーンでもありましたし、何か快感のようなものを感じるシーンでした。死んだと思っていたユンガンが、復讐のために新しい人間になって戻ってきて……新しい能力も持って。そんなピリっとくる感情を感じていただくために、現場で監督や出演陣たちがとても悩みながら作ったシーンです。そのシーンで、それまでのパク・ユンガンとはまったく違う、新たな人格をお見せしなければならないシーンだったので、そういう部分に個人的にとても気を使いました。今でも視聴者の方々がそのシーンを高く評価してくださっているようです。
−心の中にスインへの恋しさを抱えていますが、日本の商人に偽装したユンガンはその感情を隠し、逆に冷たく接します。その時のユンガンの感情は、どうだったと思いますか?もし同じような状況だったら、イ・ジュンギさんは自身の感情をうまくコントロールできると思いますか。
もどかしかったです(笑)。でも、(同じような状況だったら)同じようにしていたと思います。何より、自分の父親への復讐が一番大事な時期だったじゃないですか。それを遂げるために、パク・ユンガンという人間をきれいさっぱり忘れなければなりませんでした。スインとの愛もパク・ユンガンだったから可能だったことで、愛を貫こうとしたらユンガンの一次的な目標が壊れてしまいます。本当に心が痛くて悲しいですが、私でも感情を隠したと思います。パク・ユンガンのように打ち勝てるかはわかりませんが(笑)、私だったら「もうできない!」と後から告白してしまうかもしれませんが(笑)、私も同じような選択をしたと思います。愛よりも大きな目標を持っているので。
−ナム・サンミさんとは2007年「犬とオオカミの時間」での共演後、約7年ぶりの共演でしたが、いかがでしたか。ナム・サンミさんは当時のままでしたか。
初めてお会いする女優の方と一緒に共演すると、やはりそれだけ時間がかかります。まずは仲良くならないといけないですし、ロマンスを演じるにはお互いについて知らなければいけないですし。でも、今回はそういう時間が必要なかったというのが一番大きな長所だったと思います。やりたかったことや挑戦したかったことを序盤に話し合って挑戦することができましたし、たくさんのことをお見せすることができました。久しぶりに会ってみて、変わったところはやっぱりお互い歳を取り確実なキャリアを積んだ所です。以前は少女のようだったサンミさんはもっと成長して大人の女性になっていましたし、お互いに経験が積まれているので、現場もスムーズでした……。とても感謝しています。
−今回、銃を使用するシーンで特に大変だったり、印象に残るエピソードはありますか。
一番はやっぱりライフルを回すシーンでしょう(笑)。視聴者の方から「早くライフル撃たなきゃ!何で回してるの?」と言われたのですが(笑)…もっとドラマ的な面白さを見せるためと華やかに見せるため、その「動作を加えました。銃も重いので思ったとおりに回らないですし、正確なタイミングと力がないと手を怪我することもあります。だから、序盤でその練習をするときは少し大変でした。ずっと回す練習をしていると、銃の重みやずっと鉄が指に擦れるので中指の皮膚が傷ついて、その傷で痛いのでもっと回すのが大変でしたが、視聴者の方々にもっとかっこいいアクションをお見せしたいので、練習をたくさんしました。銃を回すシーンは個人的にもとても愛着が湧きました。馬に乗って銃を撃つシーンは、監督やスタッフの方々に止められました。落馬でもしたら、撮影が中断してしまう大事故になりますし、放送ができなくなるかもしれません。でも、欲がありました。監督やスタッフの方々はとても心配をしてくださったんですが、スタント無しでやり遂げ、視聴者の方々が楽しんでくださってうれしかったですし、良い作品ができたと思うので、満足しています。
−イ・ジュンギさんが考える「朝鮮ガンマン」の魅力を教えてください。
とてもたくさんのジャンルが含まれています。ドラマ自体が面白い、面白くないという以前に、たくさんの要素を持った作品です。時代性を描きながら、ロマンスやアクション、スリラーなど多くのジャンルが含まれていますし、私がいつも「ギフトセットのような作品」だと表現するほどです。そんな多くのものを描くために、スタッフの方々から出演陣まで本当に一生懸命努力しました。そういう部分も高く評価してくださって、1位も獲得させていただきましたし、そんな作品なので皆さんにはリラックスして楽しんでいただければと思います。本当に面白い作品です。もちろん、もっとたくさんのことを描きたかったという残念な気持ちもありますが、個人的には本当に一生懸命撮影して、たくさんの魅力がある作品だと思います。
−ドラマ「朝鮮ガンマン」を楽しみにしている日本のファンの方にメッセージをお願いします。
日本のファンの皆さん、視聴者の皆さん、いつも本当にありがとうございます。今回「朝鮮ガンマン」という作品で皆さんにお会いすることになりましたが、本当にたくさんのものをお見せしたいと思いました。もちろん、残念な部分もありましたが、一生懸命最善を尽くして、心をこめて作りました。昨年「朝鮮ガンマン」は韓国ではたくさん愛していただきましたが、日本でもたくさん愛していただけたらうれしいです。ずっと心に残る、そんな大切な作品として記憶に残っていただけたらうれしいです。今回の作品は、本当に“ギフトセット”のような素晴らしい作品だと思います。ぜひ楽しんでいただいて、この作品を通じて癒しやヒーリングされるような作品として記憶されたらうれしいです。私はこれからも、素晴らしい作品で良い姿や温かい感動をお見せできる良い俳優になります。いつも感謝しています。「朝鮮ガンマン」、楽しくご覧になってください。
「朝鮮ガンマン」5月27日(水)同日リリース
DVD-BOX1&2<プレミアムBOX>各¥15,000(税別)
DVD-BOX1&2<シンプルBOX5,000円>シリーズ各¥5,000(税別)
イ・ジュンギin 朝鮮ガンマン<スペシャル・メイキング>vol.1&2 各¥5,000(税別)
6月2日(火)&7月2日(火)レンタル開始
発売元:ソネットエンタテインメント/エスピーオー販売元:エスピーオー
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