韓国で、女優の妻を凶器で襲った夫が殺人未遂容疑で身柄を拘束後、立件された。
21日、警察によるとソウル・ヨンサン(龍山)警察署は殺人未遂容疑で30代の男を同日午前ソウル西部地検に送致した。
去る16日、ソウル西部地裁は容疑者について「証拠隠滅および逃亡の恐れがある」として、拘束令状を発布した。
容疑者は去る14日午前8時40分ごろ、ソウル市内の自宅前で娘の登校時間に合わせて外に出ていた40代の妻(女優)を凶器で襲った。これにより、妻は首を負傷して近くの病院に運ばれた。幸い、命に別状はなかった。近隣住民の通報で出動した警察によって、夫は現行犯逮捕された。
これに先立ち、妻は事件前日の13日午後から3度にわたり警察に通報。妻は13日午後11時40分ごろ「夫から自宅で暴力を受けた」と通報し、出動した警察官に「夫を(別居中の)家に帰してほしい」と要請したという。警察は夫に対して退去を命じ、「接近禁止命令」を下した。また、通報した妻に対しては「自宅に出入りする際の暗証番号を変更」するよう指示した。
しかし14日未明、夫から妻に「自死」をほのめかす連絡が入ったため、妻は再び警察に通報していた。
夫はこの日、自ら命を絶とうとして病院に運ばれたが、その後、娘の登校時間に合わせて再び自宅を訪問して外で待ち伏せし、妻を自宅前で襲ったことがわかった。
WOW!Korea提供