ソウル・チャムシル(蚕室)に新しくドーム球場が建設される。
ソウル市の本来の計画は開放型代替球場だったが、蚕室野球場を壊してその場にドーム球場を建設することに変更したということだ。
政界と野球界、そしてソウル市などの話を総合してみると、6月1日の選挙で再選(4選)に成功したオ・セフン市長は、ソウル市議会も“国民の力”の議員で再編されたので早ければ来年からドーム球場を建設するという計画だと伝えられた。
選挙の公約でオ・セフン市長は「ソウル・蚕室野球場を再建築して3万席規模のドーム球場の建設を推進する」と、明らかにした。 このドーム球場は野球専用球場だけでなく、非シーズンにはBTS(防弾少年団)などK-POPアーティストたちの公演会場を兼ねる複合用途の球場にするという計画だ。
オ・セフン市長は、具体的な構想も明らかにした。 日本のさいたまスーパーアリーナ級の球場を作るという構想だ。
スーパーアリーナは多目的施設だ。 開閉式ドーム球場でなく、屋根で覆われた球場だが、室内を広げればスタジアムで、狭めればレスリングやボクシング、アイスホッケー、公演会場などに変更が可能なアリーナだ。
韓国のアーティストの中で、東方神起、SS501、SUPER JUNIOR、SHINee、FTISLAND、CNBLUE、2PM、KARA、少女時代、リュ・シウォン、キム・ヒョンジュン、RAIN(ピ)、SHINHWA(神話)、BTS、SEVENTEEN、TWICEなどがさいたまスーパーアリーナで公演をした。
これを参考にして蚕室にもこのような多目的ドーム球場を建設するということがオ・セフン市長の計画だ。
写真は、オ・セフン市長が明らかにした蚕室(チャムシル)ドーム球場のモデルであるさいたまスーパーアリーナと、さいたまスーパーアリーナで公演中のSUPER JUNIOR。