「コラム」(前編)15周年!『冬のソナタ』の初放送を振り返る

現在、続編の脚本が執筆されている『冬のソナタ』。ついにパート2の制作が実現しそうだ。振り返ってみれば、永遠の傑作が韓国で初めて放送されたのが、ちょうど15年前であった。

 

ライバルが強かった

韓国のKBSで2002年1月14日に『冬のソナタ』の第1回が放送された。時間は、毎週月曜日と火曜日の午後9時50分からの70分間である。
放送するKBSの期待は非常に大きかったが、視聴率の面からは苦戦が予想された。それはライバルが強すぎたのである。


当時、KBSのドラマは視聴率が悪く軒並み不振に陥っていたが、特に月曜日と火曜日の夜10時台がひどかった。
当時の月・火の夜10時台は、時代劇が圧倒的に強く、平均視聴率ではSBSの『女人天下』が40%、MBCの『商道』が20%を記録して、KBSのドラマはわずか6%という惨敗ぶりだった。(ページ2に続く)

2017.01.17