『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』は韓国で2016年の8月からSBSで放送された。当初は視聴率が苦戦したが、全20話の最終回は約11%という数字をあげた。終盤に向かって盛り上がったことで、ドラマそのものの評価も良好だった。 形が決められていない表現 『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』は日…
写真=イ・ミンホのインスタグラムより イ・ミンホは2019年4月に社会服務要員としての兵役を終えた。そうなると、注目されるのが復帰作だ。彼ほどのトップスターだと大作になるのが必然だが、実際に大物スタッフが集結した凄いドラマになった。 トップクラスの制作陣 最近の傾向として、兵役を終えたスター俳優はす…
映画『徐福』は、人気絶頂のパク・ボゴムとコン・ユがともにダブル主演をするということで、大変な話題となっている。パク・ボゴムとしても、まさに真価を問われる映画になるだろう。 順調だった撮影日程 映画『徐福』でパク・ボゴムが演じる役はクローン人間だ。遺伝子の組み換えによって人造的に作られた複製人間であり…
イ・ジュンギは2010年5月から2012年2月まで兵役を務めた。彼が軍隊で所属したのが国防広報院だった。この国防広報院の広報支援隊員は「芸能兵」と称された。それは、軍隊内の慰問公演や軍の広報に務める兵士だったからだ。 風当たりが強くなった 国防広報院の広報支援隊員は、軍の広報やイベントを率先して行な…
最近のドラマの中であらゆる称賛を受けた『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』。主役のコン・ユは3年近い空白期間を経て、映画『82年生まれ、キム・ジヨン』で再び演技の世界に戻ってきた。この間の彼の心の変遷はどんなものだったのか。 大きな反動 コン・ユはKBSの「芸能街中継」(2019年10月4日に放送)…
かつての李明博(イ・ミョンバク)政権が政府に批判的な文化人・芸能人をリストアップしていたのが「ブラックリスト事件」である。合計で82人の名前があがったが、その中の8人の俳優のひとりがイ・ジュンギだった。それによって、彼は兵役のときに不利な扱いを受けてしまった。 悪用されたリスト 2008年2月に発足…
22代王・正祖(チョンジョ)はドラマ『イ・サン』の主人公としてよく知られているが、韓国で歴史好きな人は「正祖は毒殺されたのではないか?」と疑っている。その背景を見てみよう。 まさに天敵 ドラマ『イ・サン』では正祖の毒殺説がまったく出てこなかった。 それは、イ・ビョンフン監督の意向が優先されたからだ。…
コン・ユは決して饒舌な人間ではないが、彼が静かに語る言葉には、聞いている人をドキリとさせる鋭さがある。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』から『82年生まれ、キム・ジヨン』までのコン・ユの発言を振り返ってみよう。 まるで「迷える小羊」 『トッケビ』に出演を決めた当時のことをコン・ユはこう振り返った。…
2007年に韓国で放送された時に最高視聴率38・9%を記録した『イ・サン』。あまりの人気の高さに、当初は全60話の予定を全77話まで延長したほどだった。この傑作で、主役のイ・ソジンが披露した抜群のアドリブを紹介しよう。 イ・ソジンの提案 『イ・サン』は、朝鮮王朝518年の歴史の中で特に波乱万丈な生涯…
第42回 韓国でワカメスープが重宝される理由は? 韓国ドラマを見ているとよく出てくるシーン……子供が誕生日になると、お母さんがワカメスープをかならず作ってくれます。それ以外にも、韓国ではワカメスープがよく食卓にのぼります。なぜ、これほど重宝されるのでしょうか。 どんなときに食べる? 韓国の人はワカメ…