「インタビュー」「#生きている」パク・シネ、“いつのまにか30代。演技の幅が広がると思う”

「SNSというのが有益ではありますが、時には害になる存在でもあります。でも、社会的距離を確保するという今の状況では、良いコミュニケーションの場となっています。映画でも重要な生存のツールとして使われました。今回の映画の公開が、あいにく新型コロナの時期と重なって、これをよく感じられない方もおられるでしょう。しかし、ジュヌ(ユ・アイン)がユビン(パク・シネ)に会って、生存の希望を持つ姿が込められた映画を、映画として楽しんでいただければ、つらい心を少しは解消することができるのではないだろうかと思います。」

ゾンビの群れの襲撃でアパートに孤立した彼らの脱出記を描いた映画「#生きている」について、女優パク・シネはこのように述べた。今回の映画でパク・シネは、生存者ユビン役に扮した。劇中ユビンは生まれつきの度胸の良さと冷静さで生存戦略を実行していく。パク・シネは、ユビンというキャラクターについて「完ぺきなようですが、足りない部分もあります」として、「(生きるために)飛び降りるとか、おそれない姿は私と似ていると思います」とキャラクターについて話した。

パク・シネは、アパートからの降下やゾンビの群れとの衝突など、これまで見せてきなかったアクションを披露した。彼女は「体を使う演技をしてアドレナリンが分泌されるようだったし、迫力があった」として、「アパートから飛び降りるシーンは、最初は、『えい、どうにでもなれ』と言いながらとにかく練習をしましたが、後では『遊園地の乗り物ではない』『楽しんでるようだ』といわれました」と笑った。

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2020.06.26