「ザ・キング」イ・ミンホ、多情VS威厳 二つの世界の温度差を熱演


※あらすじ・ネタバレの内容が含まれています。

ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」で、イ・ミンホが二つの世界を行き来する皇帝の温度差のある魅力を繊細に描いた演技で視聴者たちにときめきと緊張を同時にプレゼントしている。

8日放送されたSBSの金土ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」第7話の放送で、世の中の均衡を崩す者に対抗する大韓帝国の皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ)と、大韓民国の刑事チョン・テウル(キム・ゴウン)の共助捜査が始まった中で、愛も仕事もどれ一つ疎かにしないイ・ゴンの姿が描かれた。 イ・ミンホはキム・ゴウンに向かってとめどなくやさしい魅力でロマンスの感性を増幅させながらも、皇帝としての本分を失わない悲壮な相反する温度差で大韓帝国イ・リムとの叙事を集中力あるように引張って行って、お茶の間を掌握した。

大韓帝国でのイ・ゴンは、ストレートな発言と行動で正面突破するカリスマで、国家的危機も賢く克服する尊敬を受ける皇帝。 対外的には流麗な弁舌でワナビー君主の魅力をあますことなく発散するが、正直で竹を割ったような性格で、ク総理(チョン・ウンチェ)はもちろん、イ・リム(イ・ジョンジン)の死因を隠した父のいとこであるジョンイン(チョン・ムソン)にまで理由を問わず断固として叱責する冷徹さを表わしてきた。

しかし大韓民国ではまたちがった魅力を見せている。 テウルが存在する世界だから。 普段の威厳あって冷静な表情ではなく、一層安らかでやわらかくなったイ・ゴンの相反した魅力は、見る面白味を高めた。 また、毒見なしで食べる変わった食事風景からスキンシップまで、ただテウルにだけ許されるイ・ゴンの親しさが、初めてのデートにつながってときめきを誘発した。 この日放送でイ・ゴンは、テウルと平凡な恋人たちのようにデートを楽しんでお互い間を狭めていった。

スマホをプレゼントされるやいなや直ぐ前にいるテウルに電話して「こうしたことをやってみたかった。 君とのこのような日常。 このように電話をかけて電話を受けてそうしたこと。 今日何したかと尋ねてもみて、君に本当にとても会いたかったと伝えたり」と、再会の喜びを表わす声は甘かった。

だが、イ・ゴンはどこかに生きているイ・リムのせいで、テウルと共にする日常が幸せだが不安だった。 イ・ゴンは「来るなと言うな。 行くなというな」と、テウルに二つの約束をして、「二つのうちどちらでも、君がそう言えば私は何もできない。 だから、どうか疲れなくしてほしいと願うのだ」と話して、共助捜査の提案を受け入れた。

放送後半ではイ・ゴンの触れることはできない謹厳なカリスマが爆発してドラマへの没頭度を高めさせた。 チョ・ヨン(ウ・ドファン)を大韓民国に連れてきたイ・ゴンは、逆賊イ・リムの生存事実と彼の危険な歩みを明らかにして射殺を命令した。 重たい雰囲気の中で「彼を見つけると同時に即射殺しなければならない。 皇帝の命令だ」と命令を下すイ・ミンホの悲壮な覚悟が込められた表情とまなざし、重たい声が画面を掌握して嵐の前夜の緊張感を与えた。

「ザ・キング:永遠の君主」第8話は、9日夜10時放送される。

 

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