【人気レポ再掲載】「取材レポ」イ・ソジン 2012年を締めくくる大感動のファンミを大阪と東京で開催!

彼の登場を待ちわびるファンを煽るようにスクリーンにはイ・ソジンの勇姿が次々に写し出された。
ステージが暗転、スポットライトの先にはイ・ソジンの姿が。

イ・ソジン

ライオネル・リッチーの“Hello”でオープニングを飾った彼は黒いスーツにスカルが描かれたインナーを合わせた着こなしでファンを魅了、そのソフトで甘い歌声が会場を包み込むと、まさにコンサート会場さながら。

オープニングから会場を熱くしたイ・ソジンは間奏でファンに深々と一礼。
彼の真摯な姿に応えるように会場の色とりどりのペンライトが大きく揺れた。


「こんにちは。お元気ですか?・・・イ・ソジンです。」と 日本語で挨拶。

「久しぶりにたくさんの人の前に出て少し緊張していますが大感激です。(東京は)3年経ったんですね。頻繁に来れなくてすみません。」と陳謝した。 一部は『僕の家に招待します。

』というコンセプトのもとイ・ソジンのプライベートに迫る演出で、ファンミーティングの為だけに撮影した写真や本邦初公開の映像を見ながらのトークとなった。

ファンミは3年ぶりだか、度々青森には訪れていたというイ・ソジン。
「実は焼き物の展覧会をさせて頂きました。たくさんの方に来て頂いたことをこの場を借りて感謝します。」と感謝の言葉を述べた。

また 会場となった青森美術館の館長が彼の展覧会を見に来た来館者の一日の人数が美術館を訪れる年間来館者を上回り、大変喜んだというエピソードも明かされた。
「遠くまで来て頂き感謝します。」と改めて感謝した。

スクリーンには陶芸の風景が写し出され、写真を見ながらその時を振り返った。
また彼の作品は会場に展示されており、写真に収めるファンでにぎわっていた。
「今回のファンミの為に皆さんが何をしたら喜ぶか考えて、普段の僕の姿や僕の家を公開することにしました。」と話し、映像がスタート。

 


自宅を公開したことはありますか?とのMCの質問に、「一度も紹介したこともないし、聞いてきた人もいません(笑)。」と答え、会場の笑いを誘った。

『イ・ソジンの秘密のドアをあける』と題した映像は彼の寝室を映し出し、寝起きのイ・ソジンを直撃。

書斎やCDやDVDを楽しむ部屋や飾ってある子供の頃の写真も公開されるなど、イ・ソジンの素顔に触れたファンは大喜び。
プライベートでとても仲がいいというイ・スンギからのVTRも流れ、「僕の家を見ていかがですか?」と呼びかけると会場からは「最高!」「遊びに行きた~い!」との声が返ってきた。

その声に「もっと家が大きくなったら皆さん遊びに来て下さいね。」とユーモアを交えて話し、ファンを楽しませた。

“ホワイトクリスマス”のピアノ演奏から2部がスタート!
ステージにはツリーが飾られクリスマスを演出。
「イ・ソジンさんにとって特別な人を紹介します」とのMCの紹介に会場のファンはドキドキ。

フォーマルなブラックスーツ姿のイ・ソジンは白いドレスの小さなレディーと手をつないで登場!“きよしこの夜”をデュエット。



澄み切った少女の歌声とイ・ソジンの声が会場に響きわたり、クリスマスムードが一気に高まった。
「姪っ子のエリザベスでエリーと呼んでいます。」と紹介。
続いて韓服に着替え、手に胡弓を持って再び登場した姪のエリザベスちゃんはイ・ソジンが隣で温かく見守る中、彼の主演ドラマ『イ・サン』のテーマ曲を見事に演奏し、会場を感動の嵐に包んだ。

 



さらにファンからの質問コーナーではイ・スンギと共演した「一泊二日」というバラエティー番組でつけられた “ビデヒョン(美大兄)” が最近のニックネームだと答え、尊敬する人は『イ・サン』で共演した俳優イ・スンジェだと明かした。
プレゼントコーナーでは抽選で選ばれた年配のご婦人3名がステージに上がるとイ・ソジンから可愛いマフラーをプレゼントされ、更にハグとツーショットというトリプルなプレゼントで幸せな時間を過ごした。

その光景を見守るファンの眼差しは優しく、会場は温かな雰囲気に包まれた。

さらにイ・ソジンの目の前で彼への熱いメッセージを直接伝えるというコーナーでは2名の女性と一組の親子が登場。

ドラマ『イ・サン』を見て家族でファンになり、家族で韓国旅行をしたという女性や、宮城の塩釜から来たという4歳の女の子を連れた女性は夫と死別、3.11東日本大震災で被災しながらも『イ・サン』のイ・ソジンのファンになり辛い時を乗り越えられたと告白。


 

着物姿の女性も実家は原発で被災、最近身内を亡くし、家族の問題で出口の見えない辛い毎日を過ごしていたという。

この女性もイ・サンを見て辛い時期を乗り越え、今では家族で彼のファンになったことなど、それぞれが熱いメッセージとして届けた。

 

その感動的なメッセージの朗読に会場のファンのみならず、すべての人が感動の涙を流した。
ファン一人一人に届くように“サラン(愛)”を歌った後、イ・ソジンはファンに自身が書いた手紙を朗読し、それに応え会場のファンから大歓声と拍手が送られた。イ・ソジンから、「最後の挨拶を考えていましたが今、頭が真っ白でまったく思い出せません。カッコよく締めたいと思っていましたが・・。僕は皆さんのおかげで今日は色々なことを感じて韓国に帰れそうな気がします。」と感慨深い思いで語った。「僕のドラマを見ながら辛いことを乗り越えたのだと思うと僕はどうしたらいいのかわからないほど、身の置き場がないくらいの気持ちです。2012年これといった仕事をしなかった僕が恥ずかしく思います。」とその率直な言葉に会場は思わず爆笑したが、「約束します。2013年は本当に一生懸命働きます。みなさんに面白さと感動を与えられる作品で皆さんにお会いすると約束します。そんな中、時間ができましたらまた皆さんに会いに来たいと思います。」と男泣きの涙で声を詰まらせながらファンに向けて感動のメッセージを伝えた。

ファンが差し出すハンカチで涙を拭くと「2013年は一生懸命働きます。皆さん、愛しています。」と涙声でファンに呼びかけ、会場からは割れんばかりの拍手と声援が再び送られ、感動のファンミーティングは終了した。最後までステージの端から端へと手を振りながら移動し、名残惜しそうにステージを去るイ・ソジンをファンも手を振りながら見送った。イベント終了後は握手会も行われ、ファン一人ひとりと更に深い絆と熱い交流を果たした。
2013年はイ・ソジンの活躍の年になることと確信し、その活躍を大いに期待したい。

2019.06.29