「インタビュー」キム・ソヒョン「大学生活は怖さ半分、ときめき半分」

 

Q.2008年にデビューし、人生の半分を女優として生きてきたので出演作がまるで「キム・ソヒョンの成長ビデオ」という感じもしますね。

キム・ソヒョン:そうですね。ハハ(笑)。小さい頃に出演した作品を見ると恥ずかしいです。時々SNSにクリップ映像が上がって来ます。見てみると演技も下手だし「何であんな風にやっていたんだろう」と思います(笑)。休まずに、ずっと演技ができたことには感謝しています。やりたいからといって出来る訳ではありませんからね。私は作品をやる度に自分の演技力の足りなさを感じていました。演技をちゃんと学んだことがなかったからです。すべて現場で学びました。だから現場を離れると不安な位でした。私は運がよかったのだと思います。これまでの10年は、運で作られた時間でした。だから、これからの10年は私が努力して作っていかなければならない時間だと思っています。

Q.自分の成長過程をたくさんの人が見守っているという所から来るプレッシャーもあると思いますが?

キム・ソヒョン:意図していた訳ではないけれど、いつの間にか私に“模範的な人”というイメージが生まれました。そのイメージを必ず守らなければならないという強迫観念はないけれど、人々を失望させるのは心配です。だからいつも緊張して、行動により気をつけようと努力しています。

Q.出演作の中で“人生の作品”を選ぶなら?

キム・ソヒョン:KBS 2TV「Who are you?-学校2015」(以下「Who are you」)ではないでしょうか? 初めて主演として出演した作品である上に、一人二役にも挑戦したからです。「Who are you」で私を知った方も多いと思います。「Who are you」を撮影した2015年に思春期を迎えました。その年に5作品くらい撮影したのですが、それをすごく感じました。20歳にだんだん近づきながら生まれる感情の変化についてです。混乱したし、大変でしたが、母との対話を通して克服しました。もともと、悩みを一人で抱えて詰め込む性格だけれど、一度吐露したら止まらなかったです(笑)。

Q.一般的には同世代の友人に悩みを打ち明ける人が多いと思いますが。

キム・ソヒョン:中学時代の友人とはたくさん対話をします。でも私は母が一番近くにいるので、もっと話します。同世代の女優キム・ユジョンやチン・ジヒ、キム・セロンとも親しいです。女優ではないけれど、Red Velvetのイェリとも親しくなりました。私があまり集まりに行く性格ではないけれど、20歳になったので外出も自由になったし、もっと会うようになると思います(笑)。

Q.“インドア派”ですか?

キム・ソヒョン:運動しに出たり、家族と一緒に出かけたりする以外は外出しません。家で一日中ウェブ漫画を見たり、映画を見ます。カラーリングブックのような家で出来るものはほとんどしたと思います(笑)。最近はミニチュアを作っているんですが、面白くて満足しています。これからも続けようと思っています。

Q.逸脱した経験はありませんか?

キム・ソヒョン:恐らくこれからの大学生活が一番大きな逸脱になると思います(笑)。家や撮影現場を離れて新しい空間で新たな人と出会う訳ですから。私を保護してくれる人なしに、一人でやっていかなければいけないので。怖さ半分トキメキ半分です。気の合う友人に出会えるか、期待しています。

Q.残りの20歳をどのように過ごしたいですか?

キム・ソヒョン:次期作はまだわかりませんが、大学生活を一生懸命過ごしたいです。「キム・ソヒョンは学校に来てない」なんて言われないようにです(笑)。あとは、急がずに行きたいです。私がお見せするものはたくさんあるけれど、人々が私を受け入れるのにも時間が必要だと思います。余裕を持ってゆっくりと、やりたいことは全部やってみようと思います。

 

元記事配信日時 : 2018年04月04日10時16分 記者 : ソン・イェジ、翻訳 : 浅野わかな

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