元大学医師協会長、女優ハン・イェスルの医療事故に“VIP症候群”を指摘「職業を考慮した残念な結果」

元大学医師協会長、女優ハン・イェスルの医療事故に“VIP症候群”を指摘「職業を考慮した残念な結果」

ノ・ファンギュ元大韓医師協会会長が韓国女優ハン・イェスル(36)の医療事故は“VIP症候群”のせいであると自身の見解を示した。俳優であり有名人である患者の傷跡をできるだけ小さくするために、危険で負担の大きい手術を試みたが失敗し、残念な結果を残したとする主張だ。

37代大韓医師協会会長を務めたノ氏は最近、自身のブログに「ハン・イェスル氏の医療事故とVIP症候群」とのタイトルで文章を掲載した。

以下はノ・ファンギュ元大韓医師協会会長(現ハートウェル医院院長)の文章(一部抜粋)。

女優ハン・イェスル氏が脂肪腫を除去する手術を受ける過程で医療事故に遭い、その内容を写真と共にSNSに掲載した。
脂肪腫は脂肪でできた良性腫瘍(こぶ)でほとんどが簡単な手術または、施術(脂肪を溶かして取り出す方法)で除去が可能だ。脂肪腫は比較的ありふれた疾患で、周辺に簡単に脂肪腫の除去術を受けた人に会うことができる。そのため、この記事に接した人間は「脂肪腫の除去は簡単だと思っていたのに、なぜ?」との反応を見せた。

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2018.04.24