「コラム」韓国ではお高くとまっていたらスターになれない!

2017.11.11

ファンの歓声を浴びるのもスターがお高くとまっていないからだ

韓国のスターは、一般の人にとって縁遠い存在ではない。スターといえども、週末に多い芸能ニュース番組やバラエティに出たときは、すごくサービス精神が旺盛で、イメージとは裏腹に一気にはじけてしまう人も多い。

秘訣は「謙虚さ」

とにかく、韓国のスターはプライベートなこともバンバン話す。日本の場合だと、スターの記者会見では主催者側から「プライベートなご質問はお控えください」とよく言われるし、スターはなるべくプライベートを出さないというのが暗黙の了解になっているが、韓国は逆に、スターはテレビに出たときに自分の庶民性を徹底的にアピールする。「何を食べている」とか、「どんなところへ行っている」とか、「家で普段は何をしている」とか、そういうことを割と明るく語ることが多い。

 

それは、「視聴者と同じように生活しています」ということを訴えたいからだ。つまり、お高くとまらないのである。
ここが重要だ。スターといえども、お高くとまった段階で、人気がガタッと落ちるのが韓国の常である。たとえ人気者でも、韓国社会では常に謙虚さが求められ、腰が低い自分を見せないと共感を得られない。
逆に、少しでも「自分は特別な人間なんだ」とか「自分はビッグなんだ」と思っていたとしたら、すぐに見抜かれて、ファンは失望して離れていってしまうだろう。
長く人気を保つ秘訣は「謙虚さ」に尽きる。それは、濃密な儒教精神が残る韓国ならではのことだ。(2ページに続く)