「コラム」ソウルで食べた「ケジャン」が忘れられない!

2018.01.21

手前がケジャンでその奥がアグチム

 

韓国に旅行に行く楽しみの最たるものは、やはりおいしい料理を食べることではないだろうか。韓国料理にはおいしいものがたくさんあるが、最近の例で言うと、ソウルで食べたケジャンの味が抜群であった。

 

見た目の量でビックリ!

ケジャンというのはワタリガニをタレに漬け込んだ料理。朝鮮王朝時代から重宝されてきた食べ物で、大変栄養価が高いということで王族も好んで食べていた。
ソウルに行ったら食べたいものはいろいろあるが、「やっぱりケジャンが食べたい!」と思って親しい人に言ってみると、「それならば、江南(カンナム)においしい店がある」ということで連れていってもらった。
ソウルの江南というと高級住宅地があったり、高級料理店があることで有名なのだが、最初はそういう高級料理店に連れていってくれるものと思っていた。実際に、そういう店の前を通ったときは「この店に入るのかな?」と直感したが、そこを素通りしてさらに奥のほうに入っていった。

場所は地下鉄の「新沙洞(シンサドン)駅」に近い一角である。
「高級料理店だからといってうまいわけじゃないんだ。高いだけでうまくもない店も結構あるんだよ」
連れの人はそう言った。それで彼の勧めで入ったのが「木浦港(モッポハン)」という店だった。非常に愛想のいい店主が迎えてくれて、我々はテーブル席に座り、お待ちかねの料理を待った。
すると、ケジャンが大皿にびっしりと並べられて出てきた。それを見ただけで迫力満点だった。(ページ2に続く)