「個別インタビュー」「ファントム・シンガー」から誕生した実力派ユニットのフォルテ・ディ・クアトロ、“運命のハーモニー”が日本初上陸! 「僕たちの音楽が皆さんの希望、ヒーリングになればうれしい」

-ショーケースでも登場のあいさつで、K-POPアイドルのように、メンバー全員で声を揃えてあいさつし、4本指を立てて、ポーズを取っていましたね。
TJソン:これからはやらないようにしましょう(笑)。
キム・ヒョンス:(片足で立ち、もう一方の足の膝を曲げて4の形を作る)こうやってするわけにはいかないじゃないですか。
コ・フンジョン:僕たちはクロスオーバーのグループであり、典型的なクラシックのグループというわけではないので、明るく楽しく、個性を持たせようかなという次元で、アイドルのようなあいさつを考えてみました。
キム・ヒョンス:そして、“4人の力”ということで、指で4を表しました。
-どなたがこのポーズのアイディアを出したんですか?
TJソン:誰がというわけでもなく。
コ・フンジョン:自然にですね。
キム・ヒョンス:もしかしたら、これから変わるかもしれません。4本指を立てていますが、“力”という雰囲気を出すために、拳を握ったり。
TJソン:「ファントム・シンガー」の決勝戦のとき、僕たちの番号が2番だったんです。それで、「フォルテ・ディ・クアトロ、2番(と両手でピースサインをするように2本指を立てる)」と投票を呼び掛けていたので、そこからきたのかな。だから、指のポーズがなかったら、あいさつのとき、ぎこちなかったかもしれませんね。


-皆さんはその「ファントム・シンガー」で優勝された方たちですが、韓国では最近、オーディション番組が多いですよね。オーディションで優勝した秘訣を教えてください。
コ・フンジョン:「ファントム・シンガー」は、史上最高のハーモニーを持つグループを選抜するという番組だったので、史上最高とまではいかないかもしれませんが、一番キレイなハーモニーだったから、多くの方に選んでいただいたのではないかなと思います。
TJソン:ほかのオーディション番組と違って、1人が上手くてもダメで、むしろ1人のときに輝かなくても、みんな一緒になったとき輝きを放つ、というグループだったのかもしれません。だからこそ、多くの方の心を動かしたのではないかと思います。
キム・ヒョンス:僕たちが優勝できたのは、まさに“運命”です。
-皆さんは「ファントム・シンガー」で出会う前は、それぞれに活動されていましたが、どのようにして、ここまでのハーモニーが奏でられるようになったのでしょうか。
コ・フンジョン:もちろん、美しいハーモニーを奏でるには個々の能力も大切なんですが、それ以上に、歌うときに、自分の声をより際立たせたい、という欲を僕たちはいい意味で持っていなかった。自分の声を主張するのではなく、お互いの声をしっかり聴くという配慮が重要なんですが、そういう性格の4人が集まったからこそ、ハーモニーが上手くできているのかなと思います。
TJソン:1対1のソロ対決のとき、脱落してしまった人でも、ソロで聴いた場合は、僕たちより上手い人もいたんですが、僕たちはお互いにそれぞれの声を聴くという気持ちが強いんだと思います。
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2017.11.03