「会見レポ」キム・テウ&LYn&Melody Dayら、韓国ドラマOSTコンサート開催に先立ち記者会見! 「OSTだけを歌うコンサートは初めてなので面白そう」


また、キム・テウは自分のアルバム曲とOSTの違いについて語った。「自分の曲の場合、歌そのものがメインなので、PVも歌に合わせて映像を作っていきますが、OSTの場合は、ドラマの映像やストーリーに音楽を乗せていくという全く逆の作業になるので、より慎重になります。OSTは個人的な感情を込めるというより、そのドラマが語りたいこと、キャラクターの感情を代わりに歌で伝えていく、というのが自分の曲との大きな違いだと思います」。

さらに、吉俣良は日本と韓国のOSTの作り方の違いについて、「日本は、歌ものは作らないです。歌を入れるなら、主題歌とか別の扱いになります。『イルジメ[一枝海]』で、OSTを手掛けることになったとき、ドラマに合わせて歌メロを作ってくれと言われて、衝撃を受けました。韓国のOSTはすごくいいシーンに挿入されるので、それが日本とは大きく違いますね」と明かした。

また、平昌がある江原道の魅力についても話が及び、LYnは「江原道はリゾート地として選ばれる場所です。空気がキレイで、水が澄んでいて、山も美しい。おいしい食べ物もあるし、人情も厚いし、しっかり休息のとれる場所というイメージがあります。そのような美しい場所でオリンピックが開催され、多くの外国人に江原道を紹介できるので、私も楽しみにしています」と紹介し、キム・テウは「韓国を集約したようなところだと思います。韓国は三面が海に囲まれ、山と海が豊かな国ですが、自然の美しさを一度に味わえるのが、まさに江原道。魅力的なところです。皆さんもぜひお越しください!」と笑顔でPRした。

その後、今回の来日について、2015年の「さっぽろ雪まつり」でのK-POP FESTIVAL以来、日本は2度目だというMelody Day。牛タンとハツを初めて食べて、不思議な感じがしたとうれしそうに話し、「(牛タンは)韓国にはないんです」と言うと、「(韓国にも)ありますよ!」とキム・テウとLYnからつっこみが。「知らなかったです~」と恥ずかしそうにする彼女たちの姿に、会見場は笑いがあふれ、和やかムードに。
さらに、3日前に日本に到着し、きのうは代官山を歩き周り、おいしい店にも行ったというチョン・ジュニル。「しっかりリラックスできて、どんどん日本が好きになっています」とし、「きょうはこのようにコンサートができるうえ、キム・テウさん、LYnさんという伝説的な先輩とご一緒でき、同じステージに立てることがとても光栄です。これからもステキな音楽をたくさん作って、日本の皆さんにも届けられる機会を作っていけたらと思います」と話すと、“伝説的な先輩”キム・テウが照れくさそうに「ありがとうございます」と返し、さらに和気あいあいとした雰囲気になった。

最後のあいさつで、Melody Dayは「東京で公演をするのが初めてなので緊張しています。一生懸命歌うので、温かく見てほしいです。東京でステキな思い出を作っていきたいです。よろしくお願いします」と頭を下げ、LYnも「韓国のドラマや映画、そして歌手が多くの皆さんに愛していただいていますが、さらに日本の皆さんに関心を持っていただき、私たち以外の歌手にも大きな応援、声援を寄せていただけたらうれしいです。きょう、皆さんにステキな思い出を届けたいと思っていますし、皆さんからもステキな思い出をいただいて、帰りたいと思っています」と伝えた。

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2017.08.27