「インタビュー」「代立軍」イ・ジョンジェ“作品に臨む際は、いつも崖っぷちに立った気持ちです”

写真=20世紀フォックス・コリア

 

先日、映画「代立軍」を初公開する場で、デビュー25年目の俳優イ・ジョンジェは、誰よりも緊張した姿を見せた。当時を思い浮かべて「とても緊張して手足が震えた」と打ち明けた彼は、デビュー作公開を控えた新人のように、高鳴る胸を隠すことはできなかった。

映画「代立軍」(監督:チョン・ユンチョル) は、1592年の壬辰倭乱(文禄の役の朝鮮側からの呼称)、明(当時の中国の呼号) に避難した朝鮮第14代王宣祖(ソンジョ) に代わって、一時的に分朝を率いることになった世子(王の跡継ぎ) 光海(クァンヘ) と、生存のために他人の軍生活を代行する「代立軍」が残酷な戦争に対抗し、運命を分かち合う話を描いた作品。

イ・ジョンジェは劇中、生活のために他人の軍生活を代わりに行う代立軍の首長トウ役で熱演を広げた。彼は朝鮮時代、最下層民に当たる代立軍の役を演じるため、口調から一つずつ直していきながら準備したという。

「トウは、僕が今まで演じたキャラクターの中で、最も身分が低いキャラクターです。壬辰倭乱当時、僕を含め、僕の同僚と必ず生きて帰らなければならないという使命感を持った人物です。仲間を統率しようと無理に追い込む状況もあるが、それにも関わらず内面に恐怖心を持った人間の姿を見せたかった。だから時代劇に対しとても悩みました。映画『観相師』の首陽大君(スヤンデグン) の時とは違った雰囲気を与えようとしたんです。」(2ページに続く)

2017.07.13