「個別インタビュー」CHERRSEE、気持ちも新たに3rdシングル「Cry again」をリリース!「サビの歌詞に注目してください!」

Q 女性の方には共感できそうな曲ですね。一方男性にはどう感じでほしいですか?
HIKARU:女性って弱いところも隠しているようで、知ってほしいからこういう曲が生まれるのかなって思うんです。PVでは、この衣裳(着用していたスパンコールのピンクの衣裳)の時はバーレスクのようにステージの上でやっているのですが、他の衣裳、セットの時は普通…というか、悲しさとか弱さとかいうものを表現できるようなセットでやっています。この衣裳の時は強さ!ステージの上では強くいるけど、その裏ではこういう感情を抱いて「ほっといて」って言ってるんだよ、ということを表しているので、女って強いよなって言われるんですけど、本当は強くないということを知ってほしいです(笑)

Q レコーディングやPV撮影時のエピソードはありますか?
SAYURI:今回初めてスタンドマイクを使っていてポイントにもなっているんですが、練習の時はマイクを着付けずにスタンドのところだけで練習していて、いざPV撮影当日ってなった時に初めてマイクを着けての撮影でした。それが感覚とかも違ってきて苦労した点でもありますが、PVの中ではすごいポイントになっています!
NENE:レコーディングもPV撮影も含めて、感情表現をするのがすごい大変だった印象があります。今回の撮影では笑顔が一切NG、禁止だったので、寂しい表情だったり、切なさだったり、怒っていることをレコーディングでは声で表現して、PVではセリフとかがない分、表情や仕草で表現しなければいけなかったので、その部分をどうやるかっていうのが自分との葛藤でもあり、苦労した部分でもあります。個人的には、目線と体のラインを意識して…目線はやっぱり一番伝わりやすいかなと思うのでいろいろ表現のバリエーションもありますし、(実際にやって見せながら)こうやってたら舞い上がってたりとか、落ち込んでたら「シュン…」ってなったりとか、体のラインを…実際にどう映っているのか、そこは意識しました。
LENA:今回はいろんな衣裳がいっぱいあって、それぞれメイクも違って大変でした。時間もかかったので…。表情も「違う!」と何度も言われて、衣裳によって表情も変えて…ちょっと難しかったです。
HIKARU:レコーディングの時マイクのところにカメラがあって、ちょっとだけ反射して自分が写って見えたんですけど、それを好きな人に見立ててだったり、私はレコーディングの時に譜面台が目の前にあるのが嫌なので部屋の一番遠いところに置いて、自分とマイクだけになってプロデューサーさんとレコーディングをするっていう空間にしました。特に2曲目の「Oh Mama」はサウンドが悲しい感じなので、周りに何もないという状況で、自分と、その人と、プロデューサーさんと向きあうという状況で入り込みたいという気持ちで挑みました。

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2017.05.25