「取材レポ」ミュージカル「メイビー、ハッピーエンド」が開幕!チェ・ドンウク(SE7EN)が恋するキュートなロボットを熱演!

かつては人間と共に暮らし、人間のために働いていたロボットであったオリバーとクレアだったが、彼らには自発的な愛のプログラムは入っていない。しかし、やがて2人は一緒に過ごしているうちに互いを愛していることに気づき、気持ちを確認し合う。人間のように“愛”という感情を知った2人であったが、彼らは旧型ロボットであるため、故障しても徐々に修理することも難しくなっていき、自らの寿命が長くないことを悟る。愛する者との別れに苦しむ2人が選んだ選択に、熱く胸が打たれる。

ロボットが感じる寂しさ、喜び、愛、悲しみの感情は観る者に共感と切なさを呼ぶ。その感情を豊かな感性で表している歌と演技、そして別れを意識した2人が最終的に選んだ道とは…?感動的な結末に注目だ。

なお、同公演では終演後のアフタートーク、ハイタッチ会など、公演ごとに異なった特典会で観客と触れ合っている。初日の夜公演ではキャストによるアフタートークとお見送りが行われた。終演後、大きな拍手と歓声に迎えられて再び舞台に登場したチェ・ドンウク、ソン・サンウン、ラジュン。

初日の感想を聞かれるとチェ・ドンウクは「すごく緊張してうまくできるかなと思っていたのですが、大丈夫でしたか?」と観客に問い、それに対して観客は惜しみない拍手を送った。

「初めてこのような演技に挑戦して、緊張もしましたし大変なこともいっぱいありましたが、今日よくできたと思うので、来週まで一生懸命頑張っていきます!」と続けた。続いてソン・サンウンも「お2人と公演ができてよかったです」と流暢な日本語で話し始めると、会場からは驚きの声が。

「感動的で面白い公演なのでまた来てください!」と呼びかけた。2人が通訳なしの流暢な日本語で話したため、「すみません…」と日本語で前置きをし観客を笑わせたラジュンは「観客の皆さんが集中して公演を観てくださっているのを感じて、その視線や応援が力になって無事に終えることができました。ありがとうございます」と観客に感謝の気持ちを表した。ラジュンは劇中でピアノの演奏シーン、セグウェィに乗るシーンなど多才な姿を見せていたが、それらすべてに今回初めて挑戦したと明かすと、会場からは驚きと賞賛の声があがった。また大変だったことについてチェ・ドンウクは「こんなたくさんのセリフ見たこともなかったから(笑)2か月くらい練習しましたけど、生まれてからこんなに集中してやったことがあったかなと思ったくらいですよ(笑)」と観客の笑いを誘ったが、「それくらい一生懸命やった2か月でしたので、満足感もいっぱいありました。演技がもっと好きになったかなと思います。これからも頑張ります!」と益々演技にも意欲的な姿を見せた。

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2017.05.20