「コラム」新大久保で実感した「今後の韓流の可能性」について

今、韓国では空前の日本旅行ブームである。昨年は過去最高の509万人が日本にやってきた。なんと、その割合は国民の10人に1人以上である。その数字だけでも凄いのに、今年はさらに増えている。たとえば、4月に日本を訪れた韓国人は前年比で56.8%も増えている。すさまじい増加率だ。

新大久保で韓国の雰囲気を味わう

これほど多くの国民が日本に行っている国が、果たして反日だろうか。いかに一部のマスコミによって、韓国の日本観が歪められているかがよくわかる。
逆に、日本から韓国へ行く人の数は伸び悩んでいる。これは、北朝鮮の問題が特に関係している。
「韓国に行きたいけれど、北朝鮮の緊張が増して家族に反対された」
そういう韓流ファンの声を何度も聞いている。

確かに、新聞で連日報道される北朝鮮の挑発問題を考えれば、韓国行きに慎重になるのも無理はない。
ならば、せめて韓国の雰囲気だけでも……。
そう考える人たちが新大久保に出掛けている。(2ページに続く)

2017.05.20