「インタビュー」2PM ジュノ「“本気”はいつでも通じると信じてる…他人の目も気にしない」

Q. モクバン(食べる放送) でも話題を集めた。「モクソ(食いしん坊+ソシオパス)」という修飾語も生まれた。

ジュノ:僕に修飾語があるというのが、ありがたかった。その言葉によってキャラクターがしっかりしたから。ソユルのモクバンは、野心と貪欲を間接的に表現したと思った。初めて見る人の前でも、気にせずガツガツ食べることができるということは、それだけ大胆な性格だということだ。もちろん、食べる演技を(放送で) 実際に見てびっくりした。僕が顎をあんなに動かすなんて知らなかった。家で食事をしながらセリフを練習したが、鏡を見はしなかった。劇を見ながら、むしろ食べ方を変えることになった。

Q. あんなに食べながらスーツに合うスタイルを維持するのは容易じゃなかったんじゃない?

ジュノ:スタイルより顔。顔が浮腫みやすいタイプなんだ。ドラマを初めてやった後、1~2ヶ月は運動もして、1日1食で、移動中は絶対寝なかった。死ぬかと思った。それからは徐々に緩んだ傾向にある。ガツガツ食べながら撮影した。

 

Q. “演技アイドル”という修飾語がよく似合う。歌手として、俳優として、模範的な活動を見せている。

ジュノ:歌手と演技活動の両方をしながら、自信も生まれて限りなく挑戦したい。バラエティでさえなければ頑張れる(笑) デビュー初めの頃に、バラエティでたくさん編集されてショックが大きかった。ステージ上での存在感もないのに、バラエティでもカットされるから悲惨だった思い出がよみがえる。

Q. 2PMのメンバーたちの中で存在感がないと感じた?

ジュノ:もちろん今でも若いけど、当時はグループ内で(年齢的に) 既に遅い年齢だと思っていた。他のメンバーに比べて、僕ができることって特になかった。演技も下手だったし、バラエティも下手だった。できることはアクロバティックダンスだけだった。2012年に肩の負傷を負った。本当に絶望的だった。病院で一週間寝ていて、色んなことを考えていた。


Q. どう乗り越えたの?

ジュノ:病院で横になっているときに、映画「監視者たち」のオーディションを受けてみないかと提案された。退院して2日後に腕にギプスをしてオーディションに行った。体もパンパンに腫れていて、演技も明らかにできていなかった。そのような僕を信じてキャスティングしてくれた。「監視者たち」は僕の人生で“神の一手”になった。同年、日本でソロでカムバックしたツアーも行った。2012年は僕のターニングポイントだ。もともと切実な気持ちだったが、負傷してからはあくどくなった面がある。(3ページに続く)

2017.04.10