「コラム」2016年の韓国社会は「激動の1年」だった

2016.12.31

x24jke1yeunldfm1482822693_1482822768本来なら、2016年の韓国は比較的おだやかな1年になるはずだった。2017年には大統領選挙があり、2018年には平昌(ピョンチャン)冬季五輪が開催される。

重要な日程が続くが、2016年には目立った行事が予定されていなかった。しかし、10月になって歴史的な激動を迎えることになった。

権力寄りの検察

「現在の韓国は民主的に後ずさりしている」

このことを実感していた人が増えていた。

李明博(イ・ミョンバク)政権と朴槿恵(パク・クネ)政権。保守派の大統領が続き、表現の自由を脅かすような風潮が強まり、社会を覆う空気が重苦しかった。

顕著だったのが、検察の動きだ。

もともと検察は権力寄りだったが、保守派の大統領が続いて、その傾向がさらに強くなっていた。

「検察は権力の犬」

そう吐き捨てる若者たちの声を何度聞いたことか。(2ページに続く)